2017年1月の読書メーター読んだ本の数:2冊
読んだページ数:1032ページ
ナイス数:118ナイス
楽園のカンヴァス (新潮文庫)の
感想アンリ・ルソーの代表作「夢」を題材にしたミステリー作品。美術に関する知識は全くなかったが、まるで絵画の世界に吸い込まれるかのように、夢中になって読んだ。作中の至るところに登場人物を介した著者の絵画に対する情熱と愛情が溢れていて、読後は温かい感情に包まれた。実際にルソーの絵画を見てみたいな。
読了日:1月8日 著者:
原田マハ
陸王の
感想著者の作品らしい爽快感のある内容だった。中小企業と大企業の対立を軸に、利益や損得だけでは計れない仕事の在り方が描かれており、登場人物たちのひたむきに仕事に向き合う姿に読んでいて胸が熱くなった。それだけにエピローグが割と淡白だったのが残念だが、続編も作れそうな幕引きだったので期待したい。
読了日:1月8日 著者:
池井戸潤読書メーター
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