機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第19話「願いの重力」感想 あすたっと
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第19話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
ギャラルホルンの艦隊が行く手を遮る中、クーデリアの願いを受け、地球降下を果たそうとする鉄華団。ギャラルホルンとの戦闘は苛烈を極めていく。






ガンダムシリーズ恒例の大気圏突入回。
2クール目に入って数少ない貴重な戦闘回というのも相まって、決して派手な作りではないのに爆発力がすごい。
刹那の戦いの中に挟まれるドラマ性、脇役から主役級のキャラまで描かれる信念と想い、そして絶妙なタイミングで心地よく流れてくる挿入歌...いや、相変わらず何かの節目にあたる回だと魅せてくれるなあ...。最後のアトラの美麗な表情変化もそうだし、スタッフも力を入れてきてるんだろうなというのがひしひしと伝わってくるような回だった。

ユージン、アイン他様々なキャラの活躍が描かれていたわけだけれど、中でも三日月の心境的な変化、成長が著しかった。
大気圏突入の直前に三日月が見たオルガとの過去。そこで受けたオルガの「行ってみなければわからない、見てみなければわからない、‘‘俺たちの本当の居場所”に連れて行ってやる」という言葉を想起し、「そうだ...俺はその場所を見たい」と心情を吐露する三日月。

これまでオルガの判断に従うばかりだった三日月がここまで自分の意思を明確に示したのは初めてなんじゃないだろうか。自分の存在にすら無頓着だった三日月が初めて自分の意思を示し、同時に生きる意味をも見出した。もうそれだけで心境的な面で初期から大きく成長したんだなと思える。

また、三日月の成長に関係する話なのだけれど、冒頭のクーデリアが差し出した手と過去にオルガが差し伸べてくれた手をリンクさせているのが上手いと思った。血にまみれた手には皆の想いと誇りが宿っているってやつ。この二人の‘‘願いの重力”に引っ張られて三日月も自分自身の願いを手にすることが出来たんだなと勝手に解釈しておきたい。

敵機を断熱材として利用して大気圏を突破するという機転も作中において特異な才能を持つパイロットとして描かれていた三日月だからこそできた芸当って感じで良かったね。ようやく辿り着いた地球で三日月が自分の名前の由来となった「三日月」を目視するというのも随分遠くまで来たんだなと感慨深いものがあった。



あと、忘れてたけど結局アイン君はどうなったんだろうか。死亡した描写が明確に描かれていないし、キャラとしてもここで退場させるには惜しい逸材だからまた出てくると思うんだけど...そうなるともう阿頼耶識を導入して「貴様らよりはるかに強くなって戻ってきてやったぜヒャッハー」とか言いながら逆襲してくる未来しか見えない(笑)



次回:『相棒』

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