機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第8話の感想です≪あらすじ≫(
TVアニメ公式サイトより引用)
タービンズ率いる名瀬に自分たちの力と正当性を見せた鉄華団のオルガたちは、改めて テイワズとの交渉を持ちかける。そんな中、アトラは、ふさぎ気味なクーデリアを連れて、 タービンズの戦艦を訪れる。

「そういうのは仲間っていうんじゃないぜ。
家族だ」今回のテーマは
「家族」。
サブサイトルが指し示す通り、様々な家族としての「寄り添うかたち」が描かれていた。
オルガにとって鉄華団とは
「死んだ仲間の血と自分たちの流す血が混ざって鉄のように固まってできた繋がり」らしい。しかし名瀬からしてみればオルガにとってのそれはもう「仲間」ではなく「家族」と同義であると。
ここで名瀬が鉄華団の繋がりが「家族」だと言い切ったのは、自分たちタービンズの繋がりに通じるものがあると確信したからなんだろうな。
タービンズの実際に血の繋がった一夫多妻制の関係と、血縁関係こそないが血のような強固な繋がりできた鉄華団の関係。
表面上は全く別個のものなのかもしれない。しかし、たとえ形や在り方は違うといえども、両者とも本質的な部分では血が混ざってできた繋がりであり
「家族であること」に変わりはない。だからもう鉄華団は「家族」だと言っていいのだと。
そんなような事を名瀬の言動から汲み取った。そしてそれが名瀬が停戦に合意した決定的な理由だったんだと思う。自分たちに近いものを鉄華団に感じたからこそ、協力する気になったんだろうね。親心みたいなものなのだろうかw?よく分からないけれど。
しかし、名瀬は思っていたよりもずっと良い人だったな。なんか「出来る大人」って感じがする。
オルガのガキっぽさがあったからこそ、名瀬の「大人としての格好良さ」が際立っていたというか。とにかく見た目以上に癖のある人物であることは間違いない。
今後はオルガの精神的な未熟さ、弱さを指摘し、正す、言うなれば「オルガにとっての兄貴分」のポジションに定着するのだろうか。まあ何であれ、子供たちの暴走をセーブする強力な後ろ盾が増えるのはありがたい事だよね。取り敢えず早々に退場しないことを祈ってるw
次回:『盃』
初めまして