Charlotte(シャーロット)第13話(最終話)「これからの記録」感想&総評  あすたっと
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  • Charlotte(シャーロット)第13話(最終話)「これからの記録」感想&総評

Charlotte(シャーロット)第13話(最終話)の感想&総評です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
有宇が下した決断。
それは地球上のすべての特殊能力者の能力を奪うこと。
それは、すべての能力者を救う選択。
しかしそれは同時に有宇に大きな代償を支払わせる選択であった。




最 後 の 戦 い

すべての能力者を救うため、そして友利との約束を果たすために最後の戦いへと挑む有宇。残り1話で綺麗にまとまるのか...?という不安がありましたが、一応は物語に決着がつく形になっていたので良かった?です。では本編の感想を。

すべての能力を略奪し、能力者を救うという目的を成し遂げるために海外へと飛び立つ有宇。
これまで奪ってきた能力を駆使して次々と能力者を救っていきます。



しかし、最初こそ順調に事が進んでいたものの、能力者を救う責任の重圧と略奪の反動?に耐えられなくなり、徐々に狂っていってしまう有宇。

そんな彼の心を繋ぎ止めたのは友利から託された単語帳でした。
もう何のために頑張っているのかも、誰とどんな約束をしたのかも分からない...。
しかし、ボロボロになった単語帳を見て自分の果たすべき使命を思い出し再び立ち上がる事を決意します。

そして最後の能力者の能力「勇気」を略奪して友利の待つ日本へと帰国します。(兄貴がピンポイントで有宇を助けにきたのは有宇の居場所を特定するような能力者がいたからだと勝手に解釈しておきます)

しかし、目的を成し遂げた有宇を待っていた結末は...

「ところで...あなたは?」

帰ってきた有宇は略奪の対価なのか記憶を失っていました。
確かに目的は達成した。約束も果たした。
しかし、友利の存在はもう忘れてしまっていた...。その皮肉な事実に対して友利は...



「乙坂有宇くん、お帰りなさい!」

これまで見せなかったとびっきりの笑顔で返します。たとえ、自分の事を忘れてしまったのだとしても、目の前いる人物が自分が信じた「乙坂有宇」その人であることに違いはない。だったら約束通りに笑顔で迎えてあげればいいと。ここは友利の優しさが存分に発揮されていた良いシーンでした。



そして最後は生徒会メンバーと歩未で「これからの記録」を作っていくというところで締め。

うん、一見ハッピーエンドで終わった感があるけれど、有宇がこれからも海外のテロリストに狙われ続けると考えると一概にハッピーエンドとは言えないよね...まあその辺は気にしない方が余韻を楽しめるか。

とはいえ、一応話としては決着がついたものの、やはり最終話に詰め込み過ぎた感じがあるのは否めない。
すべての能力を奪う云々は本来なら3話くらい前からやっておかないといけないような重要な話だし、この1話に中途半端にねじ込んでも説得力なんて出ないのだから、どうせならすべてダイジェストにするくらいでも良かったと思う。
中途半端に能力略奪の様子を描いたせいで有宇の葛藤や狂っていくまでの過程がおざなりになってしまっていて、途中からはもう別人に変わったとしか思えなかった。
その結果、有宇に感情移入できないからただ淡々と何の盛り上がりもなく話が終わるのを眺めていた...という感じになってしまったのが残念。

まとめると、有宇が目的を成し遂げて帰ってきて、皆でこれからの記録を作るという結末自体は良かったのだけれど、それに至るまでの過程の積み重ねが足りなかったからどうにも曖昧な印象のまま終わってしまった感じが拭い切れなかったというのが最終話の正直な感想かな。


■総評

総評と言えるほどのものではないけれども、一応この作品全体に対する自分の感想をまとめておこうと思いまして。

全話観終わってまず思ったのはこの作品全体におけるテーマはなんだったのかという事。1クールにあれだけの要素を詰め込んでいたのにも関わらず、結局何がしたかったんだろう?麻枝さんはこの作品を通して何を伝えたかったんだろう?というのがイマイチ分からなかったんだよね。例えご都合主義だったとしても、謎が回収されなかったとしても、その作品の「テーマ性」がはっきり分かればそれでいいのだけれど、よく読み取れなかった。

有宇の成長とか、過酷な運命に抗うとかテーマになりうる要素は色々あったんだろうけど、どれも過程の積み重ねが中途半端で曖昧な印象しか持てなかったです。
勿論、麻枝さんの事ですし、何らかの意図を持って執筆した脚本であることは間違いないでしょう。
それを汲み取る事が出来なかった受け手側にも問題はあると思います。しかし、ここまで中途半端な作品を見せられるとちょっとこれは...となってしまう。もう少し何か1つの要素に重点を置いて描いてくれたら...という印象でした。

あとはやはり構成に少々難があったんじゃないかな、と。
何かこの作品ってあらかじめゴールが定められてあって、それに向けて伏線を回収しながら進んでいくのではなく、ドタバタしながら毎週脚本を書いてたらいつの間にかこの結末に辿り着いちゃった...という感じ強いんだよね。本来なら最も重要視してじっくり描かなければならない終盤の展開が何故か駆け足状態だったし。
尺足らず、2クール云々はともかくとして、前半の能力者探しをコンパクトにまとめて、野球回や柚咲のPVといった本編に直接関係のないシーンを削って、本筋の話を肉付けすればもう少し説得力のある内容になって「テーマ性」もはっきりしたんじゃないかと思う。

結局、登場人物を絞ったという『Angel Beats!』の反省もイマイチ活かしきれてなかったですしね。
序盤は生徒会メンバーにしっかり焦点が当てられていたのに中盤から味方が特に思い入れのない兄貴の組織にシフトして、終盤でまたちょろっと生徒会メンバーが登場して、最後は一言も声を発することなく終わるという...。
うん、せめてもう少し本筋に絡ませてあげられなかったのかなと。柚咲は本当にCD販促のためだけに出したんじゃないかと思ってしまうくらいに空気だったし、高城なんかは思わせぶりな実家の描写があったんだからその辺を深く掘り下げればキャラとしての重みも出たのではないだろうか。
序盤で生徒会メンバーを掘り下げて、終盤でまた有宇と一緒に能力者探しの旅に出れば本筋の話も盛り上がったと思う。結局、生徒会メンバーも兄貴の組織もどちらも中途半端なまま終わってしまった印象。

ここまで悪い点ばかりを書き連ねてしまったけれど、勿論良い点も沢山あったと思う。(タイムリープと略奪のギミックや視聴者を離さない超展開の数々、有宇と友利の関係性、美麗な背景描写等々)

しかし、それらの良い点と比べるとどうしても悪い点が先行して目立っちゃったかなという感じ。ABみたいに勢いで押せればまだ何とかなったんじゃないかと思うけれど、スロースターターな作品であるというのが余計にそれに輪をかけてしまっていたような感じですかね。

でも、やはりこの作品に対する期待が高かったというのが最もな理由なのかな。 実際自分も1話を観たときは「これはきた!」と思ってしまったし...単にその期待に対して反動が大きかっただけなのかもしれません。


結果として批判的な意見ばかりになってしまい申し訳ありませんが、決して麻枝さんの事が嫌いなわけではありません。
むしろ麻枝さんの手掛ける作品は大好きです。
かつて『AIR』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』といった麻枝さんが脚本を手掛けた作品に深く感銘を受けたからこそ、今回は厳しめの感想を書かせていただきました。

最後にスタッフ、キャストの皆様、本当にお疲れ様でした!また麻枝准×P.A.WORKSの作品が見られる日が来る事を楽しみにしております!
そしてここまで私の拙い感想を読んでくださった方々も本当にありがとうございました!


■おまけ
私的ベストキャラTOP3
第1位:友利奈緒
序盤の暴力系路線はいかがなものかと思ったが、終盤はしっかりヒロインをやってくれていたのでよかった。
この娘の笑顔さえあればもう何でもいいと思えてしまうほどに可愛かった。


第2位:乙坂有宇
色々なものを背負い過ぎた主人公。
12話で成長が見られたのは良かった。ただ、最終話はちょっと...。


第3位:高城丈士郎
どんな状況でも場を盛り上げてくれたムードメーカー。
もう少しキャラを掘り下げてくれれば...。


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