アルスラーン戦記 第20話の感想です≪あらすじ≫(
TVアニメ公式サイトより引用)
王太子アルスラーンの名にもとづき、「ルシタニア追討令」と「奴隷制度廃止令」が発された。それを受け、アルスラーンの下に、各地から数多くの諸侯や武将たちが集うが、裏にはさまざまな思惑がある様子。
さらに、大勢の人間が集まるということは、これまでには考えられなかったようないさかいが、軍の中で起こりかねないということでもあった。
騒動を事前に収めるため、ナルサスは策を講じるが……。
三度、再会。エトワール、女性だったのか...!
そんな事考えもしなかったから観ていて驚いた)笑。
騎士でいるときは凛々しい男性に見え、髪を下ろしているときはどこぞの国の美人な王女に見えるこのキャラデザは絶妙なバランスで秀逸だなと思う。
まあそれはいいとして、またしても劇的な再会を果たす殿下とエトワール。
もうお互いに惹かれ合う運命にあるんじゃないかと思ってしまうくらいに出逢っている2人ですが、それが単なる出逢いではなくて、必ず何らかの影響を与える出逢いになっているのがいいですよね。
今回に関しても例外ではなく、
父親の罪と正統な血筋の人間ではない自分が王になっていいのかという背徳感に悩む殿下に対して
『
国と民のためを考えての行動に出自など関係ないそれはとても尊いことだ』
という助言をしてくれました。
結局、‘‘王になった者”が皆から認められるのではなく、‘‘皆から認められた者”が王になるわけですからね。国と民のためを考えての行動に血筋などは関係ないということですよ。
これは本当に殿下の身分と立場を知らないエトワールだからこそ本心から言えた言葉であり、説得力が出る言葉だなあという感じ。恐らく他の人が言っても大して説得力は出なかったと思う。
しかし、こうして敵ながらもお互いの価値観と考え方を揺さぶり合える関係って何かいいなぁ。越えるべき要素満載の2人という感じだけど、何とかして結ばれて欲しい)笑。
まあすぐに色恋沙汰に直結させてしまうのもあれかなぁとは思うけど、これまで殿下とお似合いの女性は特に出てこなかったし、アルスラーン軍の他にも殿下を精神的に支えてくれる人物が必要だと思うから、ついそんな展開を期待しちゃうんだよね)笑。
というわけで今回は殿下が王になる覚悟を改めて決める回、そして殿下とエトワールの今後を期待させてくれるような話でした。次回から本格的にバルス奪還を目指す形になるのかな。楽しみです。それでは。
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