Charlotte(シャーロット)第7話の感想です≪あらすじ≫(
TVアニメ公式サイトより引用)
妹・歩未を失った事実に打ちのめされる有宇は家に一人閉じこもり、外界との接触を遮断する。心配し様子を見に来た生徒会メンバーとの面会も拒み、荒んだ生活を送る有宇の前に現れたのは・・・。
さあ...
ここからが本当の地獄だ...!!と言わんばかりに主人公が絶望のどん底へと叩き落とされる回。これまでの話の中では最もシリアス色の強い話になっていたのではないでしょうか。
それだけにAパートの高城と美咲のギャグチックな絡みが若干余計だったようにも感じてしまいましたが、後々の展開を考えるとこのようなやり取りも貴重な日常の一部分として懐かしむことになるのかも。
さて、本編の内容に関して突っ込んでいくとやはり
妹ちゃんは亡くなっていましたね。
溜めもなくえらいあっさり告げられたなと思いましたが、まああれだけの瓦礫の下敷きになってしまったら流石に助からないか...。
しかし、
・妹の遺体が映されていない
・前回のラストで意味深な登場をした熊耳のフォローが一切ない
あたりを見ると、実は妹の死は学校側の偽装で、科学者の手に渡らないよう熊耳が保護しているもしくは既に科学者の実験台にされてるみたいなパターンもあり得るんじゃないかなーと考えましたが、
いくらなんでも有宇が遺体確認をしていないなんてことはないでしょうし、そもそも
こちらのインタビュー記事で「また人が死んでしまった」と麻枝さんが発言している時点で妹の生存の可能性はないか。
というか麻枝さん色々ネタバレし過ぎっすよ...

その妹の死を受けて、唯一の精神的支えであった肉親を失った喪失感からか自暴自棄に陥ってしまう有宇...。そんな堕落していく有宇を救ったのは友利の言葉と例のピザソースの味がついたオムライス。
ここで、人間としての道をも踏み外そうとするぐらいに追い詰められていた有宇を繋ぎ止めたのが
メインヒロインの言葉と妹との繋がりの象徴だったオムライスであるというのが良かったですね。
アンチサラダ派だった友利が有宇にサラダを渡すというのも少し感慨深いものがありました。
どうやら友利は妹を死なせてしまった自責の念から能力を使ってずっと有宇の傍にいたようですが、あのタイミングまで止めなかったのは有宇に自力で更生して欲しかったからなのかな。そうだとしてももっと早く止めろよ、という感じですがw
後々大きな問題になりそうなチンピラフルボッコの件に関しては裏で友利が救急車を呼ぶなりしてフォローしてくれていると信じたいw
というわけで、紆余曲折ありながらも最終的には生徒会に戻ることになった有宇。
まあ全体的に軽いなーという印象はありますが、1話にこれだけの要素を詰め込んだのだから多少薄い印象になってしまうのは仕方ないか。
今回は有宇の成長...というよりは外部の力のおかげでなんとか立ち直れた感じの話だったので、次回以降は有宇自身の力で困難を乗り越え、成長していく話が見たいですね。
次回:
「邂逅」
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