Charlotte(シャーロット)第6話の感想です≪あらすじ≫(
TVアニメ公式サイトより引用)
熊耳が伝える新たな能力所の居場所は、歩未が風邪で休む自宅のマンションだった。
お見舞いの為、乙坂家にやってきた友利と有宇に歩未は怖い夢を見たと話す。
夢の内容が、歩未の能力を知る手掛かりになると考えた友利は有宇に歩未から夢の内容を聞き出すよう伝えるが・・・。
急 展 開 !!今回は放送直前のインタビューで麻枝さんが「6話くらいから先をぜひ見てほしい」と仰っていた通り、作品そのものの様相を一変させ、今後の展開を期待させるような
物語のターニングポイントとなる話になっていましたね。
これまでの話の中にも不穏な雰囲気はどことなく漂ってはいたのですが、それが今回の最後で一気に爆発した感じ。
まあ唐突なヤンデレ娘の嫉妬など、話を動かすために若干強引に事を進めた部分があったのは否めませんが、重要なのはこれを軸にどう物語を展開していけるかでしょうから、本当の意味で勝負になるのは次回以降なんでしょうね。

さて、本編の内容に関して突っ込んでいくと、ラストで妹ちゃんの能力が
「崩壊」であることが判明。
これは文字通り地面を物理的に崩壊させる能力なんですが、この他に
人間関係性を崩壊させる、という意味も併せ持つ能力なんじゃないかと。
今回は物理的な面しか直接描写されていませんでしたが、妹ちゃんの能力発現に合わせて周囲の人間関係が崩れていったような描写も間接的に見られたので、そういう側面を持った能力でもあるんじゃないかなーという印象を受けました。
また、有宇からすればラストの崩壊は「世界そのものの崩壊」でもありますよね。妹ちゃんとの平穏な日常が失われたわけですから。そして視聴者の視点では作品の様相を一変させる崩壊でもあって...
このように
様々な意味合いを持った「崩壊」になっているのが面白いなと思いましたね。
この能力の不完全な点...は余りにも効果が強力で、自分自身で制御ができない、みたいな感じでしょうか。それだと高城と似たようなデメリットになってしまうけどw

あと、気になったのは最後に登場したこの女性の正体及び目的ですね。
「間に合わなかったか...」という発言からすると、前々から妹ちゃんが危険な力を持つ能力者であることを知って要マークしていたんでしょうけど、
そうだとすると、前回の「警備員に止められた」というのも彼女が所属しているであろう何らかの「集団」の手配によるものなのかな。
個人的には友利たちとはまた違った目的で能力者を追っている組織の一員なんじゃないかと考えているのですが...まだ情報が少ないので断定はできませんね。まあ最後に現れた「あの人」とは確実に繋がっているんでしょうけど。


最後に現れた人物は...
熊耳。
この意味深な雰囲気からいって、ただの協力者、という立ち位置では終わらないのはまず間違いないでしょうね。前述した女性との関係性も気になりますし、彼の能力が本当に探知能力なのか、という点も今後注目していきたいところです。(どうやら公式サイトのキャラタクターページの熊耳の特殊能力欄が空欄になっているらしいです)
というわけで、衝撃の第6話。
「おっ、夏服姿も可愛いじゃーん」なんてことも言ってられないような波乱の展開になってきました。
果たして瓦礫の下敷きになってしまったであろう妹ちゃんとそれを助けに入った有宇は無事なのか。また、熊耳が見た血は誰のものなのか。
そして、今回の展開を受けてどう次回の
「逃避行の果てに」というサブタイトルに繋げていくのか、色々と不安な面もありますが、楽しみにしていようと思います。それでは。
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