Fate/stay night[UBW]2ndシーズン 第21話の感想です ≪あらすじ≫(
TVアニメ公式サイトより引用)
絶望を消し去る為に戦うアーチャー。信念を貫く為に戦う士郎。幾度の剣戟を重ねる中、士郎の敵はアーチャーではなく、己自身になっていた。自分よりも他人が大切という事が偽善とわかっていても、それが決して間違いなどではないと信じて―。

ーーアーチャー戦、決着。というわけでアーチャー戦、決着です。結果としては士郎の勝利だったわけですけど、これは士郎が己自身の心の弱さに打ち勝つことができたからこその勝利だったんでしょうね。アーチャーも「正義の味方になる」という理想が偽善でもそれを願った気持ちは本物なんだという士郎の強い想いに気づき、現在の「衛宮士郎」という存在を認めることができたから最後に敗北を受け入れられたんじゃないかなと思います。
まあ剣戟部分、戦闘シーンは前回ほどの盛り上がりはなかったけれど、「衛宮士郎」そのものの存在のあり方に焦点を当てた話だと考えれば十分満足のいくクオリティに仕上がっていたのではないでしょうか。
えっ...アーチャー・・・?ギルガメッシュ打倒を士郎に託し消滅していくアーチャー。えっ、アーチャーはこれで退場?咄嗟に固有結界に逃げ込んだとかじゃなくて?まあ結果的には士郎を成長させるという役割を果たしたわけだからここで退場するのは妥当とも言えるけど、凛との関係を清算しきれてない部分があるからできれば生きていて欲しいなあ。
ラスボス登場アーチャーも言峰も消えた今、ラスボスになりうる人物はもうこの人しかいませんよね、ということでギルガメッシュさんが堂々の登場です。ギルの目的は要するにこの世の人間滅ぼすけど支配される価値のある奴だけ生かすよーってことか。いかにも王様らしいスケールの大きな目的だなw
そしてやはり聖杯は人類にとって有害なものだったと。どうやら聖杯そのものの謎については劇場版予定の最終ルート「Heaven’Fell」で明らかになるようなので、そちらの方も楽しみにしておきますか。
『増える...増える...』聖杯が欲しいなら自分自身が聖杯になればいいじゃないということで、ラストで慎二が生贄となり聖杯化。構図的にはおぞましいシーンなんだろうけど犠牲者が慎二なせいでイマイチ緊迫感に欠けるw『増える...増える...』は流石に反則だと思うんだw神谷さんの演技は素晴らしかったけれどもw
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