暗殺教室 第14巻の感想です以下、14巻の感想になりますので未読の方は
ネタバレにお気を付けください。
暗殺教室 14(ジャンプコミックス)2015/5/1
松井 優征
■「縁の時間」前巻に引き続き文化祭編。
修学旅行の不良高校生、ロヴロ師匠をはじめとするプロの殺し屋達、渚君の女装をみて更生した少年、渚君に秘密の勉強を教えられた小娘、キチガイお母様などこれまでE組と関わってきた人達が再登場するといういかにも集大成的な雰囲気に。前作のネウロと同様に、人と人との出会い、「縁」がもたらす力の大きさを強く感じさせられる話になっていたのが印象的でした。
■「期末の時間」A組との最後の対決。といってもほぼ理事長と戦っているようなものなんですけどねw
学秀くんの必死の頼みが火をつけたのか結果は全員50位以内に入りE組の圧勝。1人の力じゃない、自分の外にも世界があることに気付き、それを見事最終問題の解法に反映させることができたカルマ君。多くの人達と出会い、成長した「今」の彼だからこそ解けた、という描写になっていたのが良かったですね。あと、さりげなく中村さんが3位に入っているのが感慨深かったです。元天才小学生の本領発揮という感じで。
そして成長したのはE組だけじゃない。今回の敗北を受けて自分達に何が足りないのかを知り、理事長と決別する姿勢を見せたA組の面々。やはり敗北を糧にして成長することができる人間は強いですね。真っ向から理事長の教育を否定する学秀くんが格好良かったです。
■「教員試験の時間」正真正銘理事長との最終対決。てっきり理事長がラスボスだと思っていたのでここで出てきたのは正直驚きました。取り敢えず学校内部の問題を片付けてから殺せんせーの秘密に迫るという感じか。
思ったよりもあっさり追い込まれる理事長、その脳裏に浮かぶのは...かつて教えていた生徒達と笑顔で帰る理事長自身の姿。うーん、やはりかつての理事長は殺せんせーのような優しい教育者だったんでしょうね。で、どこかで狂って今のような厳格で冷たい教育者になってしまったと。ベタなところでいくと、自分の教育指導不足のせいで生徒を死なせてしまった...とかかな。それぐらいの出来事がないとここまで変われないような気がします。期末テストの前に殺せんせーが二択の質問を投げ掛けましたが、理事長の場合は間違いなく後者でしょうね。
次巻は理事長の過去編からスタートすることになりそうです。それでは。
おまけ

まさかの渚くん女装回再びキタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
中村さん「あっもう女装ネタいじらないから」からのこの流れは流石に卑怯wもう松井先生に全てを見透かされているような気がしてならないw

もしかしたら岡野ちゃんが一番可愛いかもしれない件。文化祭で前原がまた女子からヘイト集めそうな行動してて笑ったw

保育所の子供たちが名付けたE組のあだ名。最後のやつは反則だろww

絶対に許さない。
おわりw
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