リトルバスターズ!~Refrain~第13話(最終話)の感想です深く、どこまでも深く――。 理樹の意識は暗い闇へと沈んでいった。 壮絶な事態が進行する中で、理樹は何もす ることができない無力感に苛まれた。 ―なぜこんなことになってしまったのだろう―理樹は自問自答し、自分の弱さを乗り越えるために現実に抗うことを決意する。「この世界の秘密」の真意、願いに応えるために、未来を笑顔に変えるために──。リトルバスターズ!~Refrain~ TVアニメ公式サイト
みんなに出会いたい━━「失う悲しみより出会う喜びの方が強い」
このセリフはまさに
理樹が今まで積み重ねてきた成長の証になるものだと感じました。幼い頃に両親を亡くし、それがトラウマになってナルコレプシーの呪縛に囚われていた理樹ですが、今回はそのトラウマすらも乗り越える強さを見せてくれました。あの状況で冷静な判断をすることが出来たのも今まで繰り返してきた永遠の1学期があったからこそ。恭介達がやってきたことは決して無駄ではなかった。
「みんなに出会いたいんだ!」
たった1言ですが、自分の命を懸けるのには十分過ぎるほどの理由。それほど理樹もリトルバスターズを愛していたということですよね。みんなへの精一杯の気持ちが伝わってきました。そしてそれは鈴も同様でしょう。今の成長した2人ならもう何も恐くない!!
本当に全ては"リトルバスターズ"との出会いがあったから━━。
これで残るは...OP回収。鈴が可愛すぎることは置いておいて、謙語も復帰し教室にもかつての賑やかな雰囲気が戻ってきました。
さりげなく後ろ姿が映っていたあーちゃん先輩の出番早く!あれほどの大事故でありながら全員生還したというのはまさに"奇跡"ですね!そしてみんなを助けたのが成長した理樹と鈴というのがまた素晴らしいです。
しかし、何かが足りない...。最高の遊びを考え、最高のミッションを与えてくれる人。そう、みんな"彼"の帰還を待っています。
恭介、復活!!窓からスタイリッシュに登場です(笑)この大胆な登場の仕方がいかにも恭介らしい。
恭介の提案で今度はリトルバスターズのメンバーで修学旅行に行くことに!実は車の免許取っていたから遅れたんですよね、この御方(笑)いやーみんな無事で本当に良かったです。あぁ...でも段々と終わりが近づいて...。

これから始まる希望という名の未来を━━Little Busters! -Little Jumper Ver-締めは勿論これですよね。未来への希望を感じさせてくれる曲です。
最後の修学旅行のノリは1期を思い出せてくれましたね!思わずお前かよwwとツッコマざるを得ないほどの美脚を見せた謙語、妙に写真写りがイケメンな真人、予想外の高待遇を受ける西園さんなど面白ネタが豊富でした。笑顔で始まり笑顔で締めくくる。最高のハッピーエンドを見せてくれました!
そしてリトルバスターズの物語はこれからもずっと続いていく━━...ということでリトルバスターズ!~Refrain~全13話終了です!1期の内容も含めると39話分になるんですね。長丁場の作品となりましたが、その分非常に原作に忠実で丁寧なアニメ化になっていたかなと。勿論全てをアニメにするなんてことは不可能ですし、ここはちょっと尺が足りてないかなと感じるシーンも多々ありました。それでも必要だと思われるシーンはしっかり入れていましたし、(21)のような細かいネタも沢山使ってくれていました。アニメならではの演出も終盤でしっかり生きていて良かったと思います。
それにしても複雑な設定が多い原作をここまで上手く纏めたのはスタッフの方々の技量があってこそですね。作画も2期に入ってより一層綺麗になりました。
また最後まで『友情』というテーマを貫き通したのが素晴らしかったです。ここだけは絶対に原作と変わらないところですね。
...最後にスタッフ、キャストの方々本当にお疲れ様でした!1期も含めて3クールの間楽しませていただきました。素晴らしいアニメをありがとうございます!
よろしければ次はBD特典リトルバスターズ!EX 朱鷺戸沙耶ルート第1話の感想でお会いしましょう!
アニメ『リトルバスターズ!EX』C85 PV
それではー。
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