リトルバスターズ!~Refrain~ 第11話の感想です恭介を仲間に入れ、元通りのリトルバ スターズを取り戻した理樹は、喜びでいっぱいだった。 早速、仲間たちみんなで野球をしようと張り切っている。 周囲はなぜか奇妙に静かで、はしゃぐ理樹を恭介は切なく見つめていた。 野球をしながら、恭介は仲間たちとの思い出を振り返っていた。 そしてついに恭介から理樹へ、この世界の秘密が語られる。 ーー終わりの時が、もうすぐそこまで来ていた。リトルバスターズ!~Refrain~ TVアニメ公式サイト
恭介達の“想い”が作り出した儚い世界の終焉リトルバスターズのストーリーもいよいよ佳境。恭介の口から語られる“世界の秘密“。理樹と鈴の身に何があったのか。なぜ恭介達は2人を強くさせなければならなかったのか。全てが明かされます。
リフレイン全体のハイライトとも言える回ですね。反則BGM連発。
全ての始まりは修学旅行のバスの転落事故。そこで理樹と鈴以外のメンバーは瀕死状態に。2人だけは真人と謙吾が身を呈して守ってくれたおかげで助かっていました。しかし、精神的に弱い2人は目覚めた時に絶望してしまう。
だからこの世界を作った。2人が強くなるまで、5月13日から事故が起こるまでの1学期を永遠に繰り返す世界を。そしてここはメンバーそれぞれの想いによって支えられている世界。理樹達が強くなったことによって、この世界を支える力はなくなってきている。
ついに全てが終わった。そして始まる。終わりの時が━━
「こんなバカと一緒に過ごしてくれて...ありがとな」真人との別れ。
世界の秘密を知る側の人間でありながらいつも通りのバカを貫き通していた真人。1期から持ち前の明るさで場を盛り上げてくれたムードメーカー的な存在でしたね。2期では2人の成長を静かに見守る姿が印象的でした。また、別れの時に唯一涙を流さなかったのが真人なんですよね。そこが彼の精神的な強さであり感謝の意なんだろうなと思います。でも「理樹の方はどうだった?」なんて聞いちゃうところは可愛いなーと思ったりwまさに“愛すべきバカ”。本当にいいヤツでした。
「リトルバスターズは...不滅だ」リトルバスターズの中で一番精神的に幼かった謙吾。真人とは対称的に涙での別れになりましたけど、それだけこの世界を大切に思っていたということですよね。ずっと皆で一緒にいたかった、そのために必死だった謙吾の感情がしっかりと伝わってきたシーン。友情の証として握手を求めるところも真っ直ぐな彼らしい別れ方だったと思います。
「早く行け...もう迷うな...
とっとと行けえええええええ!!」そして恭介。
誰よりもリトルバスターズを愛していた彼の本音の叫びは来るものがありましたね...
ここは本当に今まで丁寧に積み重ねてきた描写が生きるシーンになっていたと思います。転調「遥か彼方」と恭介の涙の破壊力がヤバイ(TT)また、緑川さんの演技がとても素晴らしかった。やはり「緑川劇場」はまだ続いていたのか...いや、むしろ今回が本当の「緑川劇場」だったのかもしれませんね!と言わざるを得ない程の完成された演技でした。当然緑川さんのブログの方も拝見させていただきましたよ!
「さようなら、恭介...
さようなら、リトルバスターズ」この世界の終わりを意味するセリフ。成長した理樹が言うと重みがありますね。今の理樹と鈴ならどんな困難も乗り越えて強く生きられると信じています。
理樹達を見送った後、恭介は1人皆と過ごした校舎を見て回ります。
そこで恭介を迎えにきたリトルバスターズのメンバーの笑顔がもうね。みんなこの世界に居れて本当に幸せだったんだろうね。。。恭介の儚い横顔と共に世界は終わりを告げます━━。
シナリオ、演出共に丁寧で素晴らしかったですね。リトルバスターズ!の魅力が存分に詰まった回になっていました。やはり動いているだけで大分違う印象です。
言いたいことは他にもあるのですが取り敢えずこの辺で。次回は「お願いごと1つ」ということでどんな素晴らしい演出を見せてくれるのか...楽しみですね!
...最後に

本当に頑張ったよね、恭介...お疲れ様でした。
それではー。
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