2016年09月 あすたっと
fc2ブログ
ブログパーツ アクセスランキング

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

08月 | 2016年09月 | 10月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


カテゴリ

GER (1)

アクセスカウンター

天気予報


-天気予報コム- -FC2-
  • 2016年8月の読書メーターまとめ

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2175ページ
ナイス数:142ナイス

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)感想
作者があとがきでも述べているように、なんとも形容し難い不思議な読後感の残る作品だった。冒頭の結末だけ抜き取ってみれば悲劇の物語なのだけれど、最後まで読んでみると決して悲劇なだけの物語ではなく、微かな希望の残る救いの物語でもあったように思えた。藻屑との死別がなぎさを少しでも良い方向へと導いてくれることを切に願う。
読了日:8月31日 著者:桜庭一樹
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)感想
夏の暑さを吹き飛ばすような冷んやりとした苦味のある終わり方が素晴らしかった。前巻で仄めかされていた小山内さんの本性が露わになったわけだが、今回の一連の事件がすべて彼女によって仕組まれたものだったのかと思うともう恐怖しかない。そしてラストでついに小市民の互恵関係を解消してしまった二人。はたしてこれからどうなるんだろう...。
読了日:8月31日 著者:米澤穂信
ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)感想
話題のダンジョンファンタジー漫画。思っていた以上に読み易くて面白かった。既存のダンジョン探索要素に加えて、道中で倒したモンスターを料理しておいしくいただくというグルメ要素があるのが新しくて良い。キャラクターもみんな表情豊かで生き生きとしており、読んでいるこちら側まで楽しくなってくる。次巻も楽しみ。
読了日:8月31日 著者:九井諒子
進撃の巨人(20) (講談社コミックス)進撃の巨人(20) (講談社コミックス)感想
息もつかせぬほどのスピード感のある展開が心地いい。話も着実に終わりへと向かっているような印象を受けるので、そろそろ地下室で世界の真実がわかるのかな。それにしても己の夢を友に託し倒れていく者と託された者の関係は熱いけど残酷でもあるなぁ。アルミンがあんなことになっちゃってエレンはどうなるんだろう...。
読了日:8月30日 著者:諫山創
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)感想
善良な小市民を目指す小鳩くんと小山内さんの日常を描いたお話。謎解き要素もいくつかあるけれど、基本的にはこの二人のキャラクター性と関係性が主軸になるのかな。今作を読んだ限りだと小鳩くんも相当癖の強い人物のように思えるのだけれど、そんな彼に「狼」と称される小山内さんは一体どんな秘密を抱えているんだろう...。続きが気になるので早く夏期限定も読みたい。
読了日:8月29日 著者:米澤穂信
小説 君の名は。 (角川文庫)小説 君の名は。 (角川文庫)感想
映画の予習として。すれ違う男女を描いた恋愛モノは新海監督の真骨頂だと思いますが、今作でもそれは健在。入れ替わった両者の心の機微が繊細に描写されており、思わず二人に感情移入してしまいました。もがき続けた末に手に入れた未来から見える景色はきっと輝きに満ち溢れたものなのだと、そう思わせてくれる素敵な物語でした。映画も今から観るのが楽しみです。
読了日:8月28日 著者:新海誠
チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)感想
5編からなる連作短編集。縦横無尽で捉えどころのない陣内のキャラに翻弄されつつも、続きが気になり一気に読了。どの話も軽い内容ながらもぐっとくる場面があって、それがとても伊坂さんらしいなと感じた。どうやら続編が出ているらしいので、近いうちに手に取ってみたいと思う。
読了日:8月24日 著者:伊坂幸太郎
予告された殺人の記録 (新潮文庫)予告された殺人の記録 (新潮文庫)感想
初ガルシア。短いながらも凝縮された内容で、一度読み出すと頁をめくる手が止まらなかった。計算し尽くされた構成と緻密な描写はお見事としか言いようがなく、社会的背景を交えた上で淡々と語られる事件の裏側に隠された真相には感嘆。人間の悪意がもたらした悲劇を描いた傑作。
読了日:8月24日 著者:G.ガルシア=マルケス
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)感想
京都を舞台にしたポップな恋愛ファンタジー。相変わらず森見さんの独特な文体は物語に入り込むまでが大変ですが、慣れると癖になりますね。個性に満ち溢れた魅力的な登場人物達も健在で安心しました。木漏れ日が差すような温かみのあるラストも印象的。
読了日:8月14日 著者:森見登美彦

読書メーター






秋アニメまでにはなんとかブログに復帰できるようにしたいです...。
スポンサーサイト