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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第24話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイト
り引用)
ついにエドモントンに到着したオルガたち鉄華団だが、蒔苗の会議場への到着を妨げようとするギャラルホルンの攻撃を受けてしまう。

誤って23話の感想を削除してしまったorz


「誰が死んで誰が生き残るかは関係ねぇ。俺達は一つだ。俺達は『家族』なんだ。

鉄華団の未来のためにお前らの命を賭けてくれ」


もう後には退けない。決死の囮作戦。作戦というよりは捨て身の特攻に近い行為。それを知らされてもなお誰も鉄華団を降りようとはしない。なぜならそれを乗り越えた先には今よりも大きい「未来の報酬」が待っているから。
歪んだ在り方だとわかっていても、それでも信じた未来のために進むしかない。そんなオルガの、鉄華団の意志が伝わってきたシーン。

その一方で、メリビットさんは彼らの歪んだ在り方は間違っていると言う。確かにその通りだとも思う。
死んだビスケットもフミタンも武力による解決なんて望んではいないだろうし、「家族」はこんな犠牲を伴う作戦の引き合いに出していい言葉じゃない。ただ、同時に今のメリビットさんには彼らを止めるだけのものがないというのもまた事実。勿論それは視聴者である私も同じ。
だから間違っているとわかっていても彼女も、そして視聴者も彼らの行く末を傍目から見守ることだけしかできない。この辺がなんとも歯痒いというか、越えられない壁のようなものを感じたよね。





逆襲のアイン君。作戦完遂を目前にした鉄華団の前に突如として現れ、味方のMSパイロットを次々と撃破していく姿はまさに厄災をふりまく悪魔そのものといった感じ。
正直、アイン君に対してはこれまでどうにも掘り下げが甘くキャラとして薄い印象があって、はたして彼に鉄華団を追い詰める大役が務まるのかという不安が拭えなかったのだけれど、ここまで突き抜けてぶっ壊れられると面白いな。
狂気に一切の身を委ねた敵キャラというのは今作では初で不気味さを加速させるし、上官の死を「言い訳」にして破壊だけを望んでいるというイメージを植え付けてくるのもどこか鉄華団と共通する部分が感じられて面白い。

悪魔、という意味では三日月にとってのラスボスとしての風格も十分だし、さらなる活躍に期待したい。


切迫と絶望の第24話。敵味方共に役者が出揃い、いよいよ最終決戦の様相を帯びてきた感じ。2期があるかどうかはまだ定かではないですが、一旦の決着として鉄華団とギャラルホルンの戦いはしっかり描き切ってほしいなと思います。それでは。




ところで、アジーさんはガチの退場っぽいけど、ラフタとシノはどうなんだろう。
明確な死亡シーンが描写されていないし、二人ともフラグをいくつか残していた感じもするから、そういう意味ではまだ生存の可能性ありか?

そしてガエリオの前に現れたマクギリス。仮面を取ったということはここでガエリオを消す算段なんだろうか。色々板挟みになってるガエリオが作中で一番可哀想に思えてきた。いや、苦しみは比べるものなんかじゃないというのはわかってはいるのだが...。



次回:『鉄華団』

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  • 『HUNTER×HUNTER』連載再開決定!


おそろしく速い連載再開決定報、オレでなきゃ見逃しちゃうね

冨樫義博先生の漫画『HUNTER×HUNTER』の連載再開が決定したそうです。

一瞬恒例の釣り画像かと疑いました。ガチでした。ソースと詳細はこちら

なんでも休載前の最後の連載がなんと2014年37・38合併号だそうで。約2年ぶりの連載再開になるのかな。

今回もいつまで連載されるのかはわかりませんが、できる限り続けてもらいたいですね。形はどうあれ、やはり続きが気になる作品ですから。
「個」としての強さを蟻編で描き切った上での原点である「狩り(ハント)」に立ち返った暗黒大陸編
スケール的にも過去最長のシリーズになりそうですね。はたして終わりを迎えることができるのかという一抹の不安もありますが、楽しみに待っていようと思います。それでは。

  • ワールドトリガー オフィシャルデータブック「BBF」感想

ワールドトリガー オフィシャルデータブック「BBF」の感想です


ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE (ジャンプコミックス)
ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE (ジャンプコミックス)



シリーズ初のオフシャルデータブック。ファンのはしくれとして購入してみました。

第一印象としては分厚い。なんと350頁超の大ボリュームです。この手のファンブックとしては異例のボリュームなのではないでしょうか。結論から言うと、ファンの方なら間違いなく買いです。既出の情報から新出の情報まで完全網羅されており、頁数に比例して内容も濃密で申し分ない出来になっています。


まず、冒頭の「ワールドトリガーイラストコレクション」。これが嬉しい。葦原先生の手掛けたワートリの美麗なイラストがカラーで収録されています。私は単行本派のため、これまでカラー絵を見る機会がなかったので重宝します。アニメのイラストが収録されていない点も良いですね。原作を尊重してくれているのがわかります。

そして今巻の肝である「ボーダーデータベース」、これがとにかく素晴らしいの一言に尽きます。
隊員一人ひとりのプロフィールから能力パラメーター、家族構成、さらには装備トリガーセットまで完全網羅、まさに読者の理想のデータブックをそのまま体現してくれたような内容になっています。(葦原先生のあとがき曰く、あくまでも掲載されている能力パラメーターの数値が絶対というわけではないらしいので、その点のみ注意が必要です)。
また、未登場の隊やキャラの片鱗(A級4位の草壁隊やA級8位の片桐隊など)に原作の進行に差し支えない程度にさらっと触れられているのもファンとしては嬉しいところ。妄想が捗りますね。

その他にも葦原先生のコメント付きの「知りたいデータグラフ」(モテるキャラグラフ、成績グラフ、異性の好み傾向グラフなど)や「読者ランク戦結果発表完全版」(名ゼリフランキング、ベストエピソードランキングなど)、海外版ジャンプに掲載された「葦原先生インタビュー」
作品にまつわる303の質問に葦原先生が回答する「質問箱DX」などどれも読み応えのあるものばかりが収録されています。
読切の「実力派エリート迅」もワートリのプロトタイプ作品としてファンの方なら十分に楽しめる内容になっていたかと。

不満点という不満点は特にないですね。誤植等もさして見受けられませんでした。(私が見落としているだけかもしれませんが)。あえて挙げるとすれば、あまりにも情報量が多すぎるがゆえに読み終えるのに相当な時間がかかってしまう点くらいでしょうか。
あとは、あくまでも「データブック」であり、これまでの物語を時系列で振り返るような項目はありませんので、その点はご注意を。


総じて、あらゆる面において文句なしの理想的なデータブック。前述したようにファンの方なら間違いなく買いです。定価で880円と、お値段はちと高めですが、それに見合うだけの価値のある作品です。少なくとも購入して損をしたというような事態に陥ることはまずないかと思われますので、購入を検討している方、様子見をしている方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。きっと楽しめる...はず!


では以下、個人的に気になった事や面白かった事などを箇条書きでまとめてみます。(長いので「ボーダーデータベース」と「質問箱DX」に限定して書きます)
未読の方はここからネタバレにお気をつけください。





■「ボーダーデータベース」
・林藤支部長のパラメーターが総合力で3位にランクインと意外と高い。流石は古参組。
・天羽の家族構成は不明、サイドエフェクトの詳細も不明。
・太刀川さんの攻撃数値が忍田さんと並んでトップタイ。さり気なくメイントリガーにグラスホッパー。
・出水はアステロイド、バイバー、ハウンド、メテオラ全ての弾を装備。ちなみに姉持ち。
・唯我のメイントリガーにカメレオンがあってなんか笑った。
・冬島さんは特殊戦術において堂々の第1位。オペレーターの人にスカウトされて入隊したらしい。
・当真さんの銃はイーグレットオンリー。
・未登場の冬島隊オペレーター真木理佐さんは16歳の高校生。
・風間隊の隠密(ステルス)戦闘のスタイルにはやはり厨二心をくすぐられる。
・A級4位の草壁隊は隊長がオペレーターを務める異色のチーム。これは予想外だったwまた、攻撃手、銃手、狙撃手、万能手が全て揃った非常にバランスのとれたチームでもあるらしい。
・草壁さんのフルネームが「草壁早紀」だと判明し女性であることがほぼ確定。やったぜ。
・加古さんは射手でありながらスコーピオンを使う感覚派。トリガーセットも「テレポーター」「タイマー」と技巧的なものが並ぶ。「ファントムばばあ」はテレポーターとトラッパーの補佐で縦横無尽に戦場を移動することから付けられたあだ名なのかな。ハウンド(改)にタイマーという謎のトリガーの存在も相まってますますこの人の戦闘シーンを見るのが楽しみになった。
・双葉ちゃんのトリガーセットにある「韋駄天」「魔光」が気になる。韋駄天はネーミング的にスピード強化系のトリガーなんだろうけど、魔光は一体なんだろうね?なんとなく反射系もしくは相手の視界を一時的に奪う系と予想してみるw
・A級8位の片桐隊の隊長はガンナー。そしてチームの中でも異彩を放つ謎のポジション「スポッター」の存在。詳細が不明なのでまだ何とも言えませんが、メイントリガーに強化レーダー(詳細不明)やテレポーター等があることから狙撃手の補佐的な役割を担うポジションと予想。
・完璧万能手であるレイジさんのトリガーセットはまさかのチップ数を14まで増やした改造ホルダー。さらには能力パラメーターも総合力においてトップタイ。これは出来る筋肉だ...。
・小南はメイントリガーサブトリガー共にメテオラを装備。うん、確かに破壊系のトリガー好きそうだよねw
・とりまるの家族構成が父、母、弟、弟、妹、妹と判明。よし、弟たちもボーダーに入隊させよう!
・エスクード大好き実力派エリート迅さん。
・二宮隊のユニフォーム「隊長二宮がコスプレ感を好まないために、隊服としては異例の全身黒いスーツ」の説明につい笑ってしまう。中距離戦においてはA級以上の高い数値を誇る。
・味方の援護が主な役割であるはずの射手で攻撃力ランキング4位にしれっとランクインしているあたりやっぱり二宮さんは破格の性能なんだなと。
・絶賛失踪中の鳩原さんはまさかの技術ランキングにおいて当真さんを抜いて堂々の第1位。これは手放すには惜しい逸材だわ。
・恐る恐る東さんのページを開いてみたらやっぱりパラメーターがとんでもないことになってた。指揮、総合力共にトップタイ、さらには読者投票による隊長候補ランキングでも堂々の第1位ってもうこの人なんなの...こんなのもう全力で弟子入り志願するしかないじゃん...。
・東さんのサブトリガー「ダミービーコン」は何だろうね。ビーコンは「狼煙」や「篝火」といった位置と情報を伴った伝達手段を意味するらしいから、ダミーと合わせると偽のトリガー反応で自分の位置を相手に誤認させて釣る感じのトリガーなのかな。
・修のトリオン数値2が悲しい。でも指揮数値6にちょっとだけ救われた感。
・千佳のトリオン数値が驚異の38。トリオン怪獣の肩書きに恥じない数値だなwちなみに葦原先生のあとがきによると実際はもっと高い数値だそうですw
・那須さんと奈良坂が従姉弟だったとは知らなかった。
・ガンナーとオペレーターだけでB級14位の座に上り詰めた漆間隊とは一体。
・陽太郎のトリオン数値が7と意外と高い。
・アフト勢とブラトリ勢の皆さんの能力パラメーターが桁違いすぎるwウィザ翁とか遊真が勝てたのがまぐれどころか奇跡レベルなんじゃないかと思ってしまう。
・ガロプラは全体的な数値を見た限りではそれほど脅威には感じないけれど、総じて技術に秀でている傾向があることからすると一筋縄ではいかない相手なんだろうな。


■「質問箱DX」
・思わずそこまで答えてくれるんですか!?とツッコミを入れてしまいたくなるくらいにひとつひとつの質問に対して丁寧かつユーモラスに答えてくれています。
キャラ個人に関する質問からトリガーシステムに関する質問その他作者への質問まで、内容は非常に充実しています。
・遊真が今まで食べた日本の食べ物で一番好きなのは小南の作ったチキンカレー。
・迅さんはただの無職ではなく実力派無職。無駄に語感が良くて笑った。
・小南の騙されエピソードが可愛すぎる。
・完璧万能手なレイジさんが「好きな女性の前で、うまく格好つけることが苦手」って...あざと筋肉かよ...。
・木虎のバストはDカップ程度!
・菊地原にとって会話したやつはだいだい友達...ということは?
・太刀川さんに対する質問が若干辛辣なものが多くて笑う。「戦闘以外だと何ができるんですか」とか失礼すぎるだろw
・堤さんの目を開いたらボーダーイケメンランキングが変動するって...HAHAHAそんなまさか...。
・加古さんの炒飯は10回に8回は当たりがあるらしい。良かった。これで安心ですね。
・忍田本部長の若かりし頃のやんちゃエピソードまで答えてくれるとは思わなかったw
・合成弾は出水がなんとく思いつきでやったらできたらしいwこれだから超感覚派の天才は...。
・変化弾の弾道をリアルタイムで設定するのに必要な技術云々は前から気になってたから有難い。


他にも書きたいことは山ほどにあるのですが、あまりにも長くなってしまいそうなのでこの辺でやめておきます。ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
最後に葦原先生、本誌の連載等で大変忙しい中でのデータブックの監修、本当にお疲れ様でした。それでは。


関連記事:

ワールドトリガー 13巻 感想
ワールドトリガー 14巻 感想

  • 銃爪を引くのは誰が為に「ワールドトリガー」14巻 感想

記事タイトルは単行本の帯から拝借しました。ワールドトリガー 第14巻の感想です。

以下ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。


ワールドトリガー 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ワールドトリガー 14(ジャンプコミックス)



今巻は次のB級ランク戦に向けての修行編が主な内容。
手探り状態ながらも先輩ボーダーからの助言を頼りに勝利への活路を見出していく各々の姿が描かれる。他チームと比べて今の玉狛第2に圧倒的に足りないのは「経験」。その差を埋めるために持てる「手段」を増やすのは間違ってない。問題となるのは今回手に入れた新たな武器をいかに実戦に活かせるかというところか。己の弱点とシビアに向き合い改善していこうとする姿勢は好感が持てるし、応援したくなるので頑張ってほしい。

また修たちがB級ランク戦に向けての準備を着実に整えていく一方で、裏ではボーダー精鋭部隊と新たな近界の敵ガロプラが交戦開始。
主人公チームが不在なので大規模侵攻編ほどの脅威や盛り上がりは感じないが、迅さんの予知やヒュースの動向、敵の新トリガーなど様々な要素が複雑に絡み合ってきており、一筋縄ではいかない戦闘になりそうなので楽しみ。
ボーダー精鋭部隊ということで、未だに実力の底を見せていないと思われる二宮隊に戦闘スタイルが明かされていない加古隊、さらには未登場のA級4位草壁隊やA級8位の片桐隊なども本格参戦してきそうな雰囲気で、そちらの方面にも大きな期待がかかる。



では、以下個人的に気になったキャラや勢力をピックアップして書いていきます。


■三雲修

B級上位戦の敗北で嫌というほど現実を突きつけられた主人公だったが、今回の木虎のレクチャーにより「スパイダー」という新たな武器を入手して一歩前進。
これは自分がベイルアウトした後でも味方のサポートとして有効に機能する上に相手に直接当てる必要がないため修の持ち味である慎重さと柔軟性を欠く恐れもないというまさに願ったり叶ったりのトリガーだが、それを実戦に活かせるかどうかは修の手腕次第といったところか。
しかし、自分から積極的に点を取りに行けないという弱点を克服する術は依然見えてこないまま...まあそれはまた追々直面する問題なのかな。


■雨取千佳

ユズル君のレクチャーにより鉛弾を入手。これまた味方のサポートのためのトリガーといった感じだが、千佳にしか扱えない武器ということで初見の相手は面を食らうことになりそうだ。これを機に少しずつ人が撃てない弱点を克服していければいいなと思う。


■絵馬ユズル

今巻の表紙を飾った人物。当然のことながら本編での出番もあり、ライバルであるはずの千佳の訓練に好意的に付き合ってくれるなどの親切な一面が多く見られた。
千佳に鉛弾を教えたのはかつての自分の師匠だった鳩原さんのように潰れてほしくないから。関係的にも鳩原さんの裏事情を色々と知っていそうな雰囲気だがはたして...。


■木虎藍

憎まれ口を叩きながらもなんだかんだで修の訓練に付き合ってくれる優しい人。修にだけやけに辛辣なのはトリオン量が少ないせいで苦労していたかつての自分と今の修を重ねて見ていたから。誰かと重ねて見てしまい放っておけずに助言するというのはユズル君と通ずる部分だね。こういう一見似て非なる者でも少しずつ共通点が見えてくるのがこの作品の面白いところ。


■迅悠一

前回の修からの提案をきっぱり拒否。たしかに風間さんの言うように修の指揮で動く迅さんも面白そうだけれど、話的にはつまらなくなりそうなので断ってくれて良かった良かった。
しかし、玉狛第2入隊の迅さん以上の適任者とは一体誰なのだろうか。他にめぼしい人物も見当たらないので捻らずにヒュースでくると思うんだが、作中でも指摘されているように近界民の捕虜を正式に部隊に入れる方法が思いつかない。今回のガロプラ戦で手柄を立てさせて本部に認めさせる算段なんだろうか。それでも厳しいような気がするが...。


■太刀川慶

迅さんのサイドエフェクトによりぶった斬られる可能性が出てきてしまったA級1位アタッカー。ただ、この人の場合は怖気付くというよりはむしろ嬉々として予知を覆そうとするタイプだと思うので、予知をうまく逆手に取って活躍してくれることに期待したい。


■加古望

ファントムばばあ。遊真を自分の隊に入るよう勧誘するも綺麗に断られる。部隊のメンバーの頭文字を「K」で統一しているのは単純にこの人の趣味なのかなw
今回のガロプラ戦ではまだ描写されていないこの人の戦闘スタイルも見られそうなので楽しみ。


■天羽月彦

ガロプラ戦にはサポート役として参加。秘められたサイドエフェクトの片鱗が明かされたが、ブラックトリガーとしての実力が見られるのはまだ当分先の話になりそうだ。「対象を色で識別できる」というのは今回のような防衛戦でこそ真価を発揮する能力だと思った。モニター越しで機能するのも中々に便利。


■ヒュース

大規模侵攻編で置き去りにされた理由が明かされたり玉狛第2に入隊するフラグが立ったりで忙しい人。上層部の権力闘争のゴタゴタに巻き込まれた結果の置き去りだと思うとなんだか可哀想になってくる。
近界に帰るためにガロプラとの接触を図るもそれすらも迅さんの掌の上だったみたいな展開が来そう。
玉狛第2入隊フラグは陽太郎がキーになりそうな予感。


■ガロプラ

今回の新たな敵。あくまでも玄界の「足止め」が主目的らしいので大規模侵攻編ほどのガチ戦闘はないだろうが、新型トリガーを用意していたりトリオン兵に化けて基地に侵入する技術を持っていたりと手数が多く一筋縄ではいかない相手になりそうな感じ。
新型トリガーは近界版ベイルアウトが有力かな。今のところ敵の撤退手段がわからないし、向こうが玄界と同等もしくはそれ以上の技術を有していても何の違和感もないしね。
太刀川さんをぶった斬るとしたらあのリーダーっぽい男性だろうか...まあ太刀川さんが素直に斬られてくれるとも思えないが。


■その他

・作者コメント「データブックとの同時発売はなかなかにハードでした...。併せて読んで頂くとより面白い感じになると思います。」

・カバー袖キャラは仁礼光ちゃん。(影浦隊オペレーター)

・カバー裏は奥寺、コアラ、摩子さん、ひゃみさん、仁礼光ちゃん、エネドラットの6人。
個人的にひゃみさんが熱烈な烏丸ファンだったのがものすごく意外だったw
緊張癖を持つ引っ込み思案な女子だったが、鳩原さんに「鳥丸くん相手にくらべたら、他の人は緊張しないでしょ」と言われて2秒であがり症を克服したというめちゃくちゃ可愛い女子だったのも意外だった...というか木虎のライバル多すぎだろwwちなAカップ。

・おまけは二宮隊、三輪隊、風間隊の作戦室。
二宮隊の作戦室の説明が全力で読者を笑わせにきてるw
この空間で二宮がジンジャエール飲んでるんだからもう手に負えないとか二宮が掃除してるところに出くわすと気まずくて面白いとか葦原先生は二宮さんを一体どういうキャラにしたいんだよw
しかし部屋の隅に鳩原さんの私物が入ったダンボールを置いたままにしているあたり二宮隊の闇は深い...。心の内では鳩原さんの復帰を望んでるんだろうか。

・三輪さんの迅さん&太刀川さんと東さんに対する態度が全く違ってて笑った。これが信頼の差か...。

・さりげなく荒船さんの犬嫌いの設定を本編に反映させているのが上手いと思った。

・次のランク戦の解説役は出水とトッキー。ボケとツッコミがはっきりしてていいな。


感想は以上です。それでは。


関連記事リスト:

ワールドトリガー 13巻 感想
ワールドトリガー オフィシャルデータブック「BBF」感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第22話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
ギャラルホルンとの度重なる戦闘で疲弊する鉄華団だが、エドモントンへ向かう意志は強く、歩みを進める。





前回のビスケットの死を受けて、深い喪失感と悲しみに打ちひしがれる鉄華団。停滞、そして前進の第22話。止まってしまったオルガの刻を再び動かすのは、誰か。



結論から言うと、オルガを立ち直らせたのは三日月でした。
これは意外でも何でもなく、自然な印象だったかな。誰も触れようとしない、いや、触れられないオルガの領域に堂々と土足で踏み込んで行ける人物は亡くなったビスケットを除けば三日月だけだと思ってたから。
とはいえ、オルガを再起させた方法はちょっと意外だった。これ、傷口に塩を塗るどころか正面から思いきり殴りつけて無理矢理治した感じだよね(笑)。ある種の脅迫のような、そんな強引な治療法。だって恐らくオルガはまだビスケットの死を整理しきれていない。受け入れることすらできていないのかもしれない。そんな状態で立ち直ったとしてもまたどこかで破綻してしまうのではないかという不安は残る。

それでもオルガが立ち直ったのは事実だ。三日月が進むための目的を示したことによって、オルガは「弔い合戦」と称して再びギャラルホルンと戦うことを決意した。目的のない人間はただの生ける屍だ。目的があるからこそ前に進めるし、生きる意味を見出すことができる。歪な形ではありながらもオルガは三日月からそれを得た。今はただひたすらにその目的に向かって進んで行くしかない。もうそうすることでしかまともに精神を保つことができないんだろう。ビスケットの死はこれから皆でゆっくり整理をつけていけばいい...。自分でも何を書いているのかよくわからなくなってきたけれど、取り敢えずそんな感じのニュアンスだったのかなーと思った。



さて、次回も鉄華団とギャラルホルンのエピソードを並行して描写していく形式になるのかな。取り敢えずまだしぶとく生存してたカルタさんと水面下で暗躍するマクギリスがどう動くのかが気になる。


あと、今更かもしれないけれど、これ確実に残り数話じゃ終わらないよね...。ひょっとしてもう既に2期が決まっていたりするんだろうか。そうじゃないならかなり不安なんだが...。



次回:『最後の嘘』

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第21話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
エドモントンへの出発準備を進める最中、鉄火団はギャラルホルンの襲撃を受けてしまう。執拗な追撃に対し、オルガは罠を張り巡らせて応戦する。






久しぶりに衝撃的な回だった。この終盤にきてまさかのビスケット死亡
前回から露骨なくらいに死亡フラグを立てていたとはいえ、こんなに早々に回収してくるとは思っていなかったので正直驚いた。
序盤のコミカルな戦闘シーンから一転してシリアス色の強まった終盤の展開とオルガの慟哭に呼応するかのように降り始める雨が印象的。アバンにナッツとクラッカーの会話を挟む構成もビスケットの死をより悲劇的なものにしていた。EDに「オルフェンズの涙」を流す演出もありきたりながらもバッチリはまっていてお見事。全体的に力の入った作りになっていて申し分ない...。

とはいえ、ビスケットが退場するまでの流れはちょっと違和感があったかも。
例えば、どうしてビスケットは作中であれだけ作戦遂行に慎重を期していたのにも関わらずわざわざ敵のMSの前に出てきたのか、とか。あとは三日月があの局面でカルタを逃したのもらしくないように感じた。(単にカルタが優秀だっただけなのかもしれないが)。やはり戦局を優位に運んでいたが故の油断...だったのかな。良くも悪くも鉄華団の荒削りな面が垣間見えた印象だった。

まあ、問題なのはオルガの精神的支柱であり、鉄華団のブレーン的存在でもあったビスケットが退場したことによってこの先どうなっていくのかという点だろう。次第によってはここから一気に光の見えない方向へ突き進んでしまう恐れもある。前回でビスケットの立ち位置と重要性を示した上での今回の退場。さあ、どうなるか...。





そして部下の死に怒り狂うカルタを「うるさい」と一蹴した三日月。そんな彼は自分に近しい存在であるビスケットの死を目の当たりにして何を想ったのだろうか...。ビスケットの死はオルガだけでなく三日月にとっても大きなターニングポイントになりそうですね。



次回:『まだ還れない』

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第20話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
地球へ辿り着いた鉄華団は、アーブラウの代表、蒔苗東護ノ介とクーデリアを引き会わすことに成功する。しかし、蒔苗をエドモントンで行われる全体会議に連れて行くことを余儀なくされてしまう。





鉄華団の今後の指針を巡ってオルガとビスケットが衝突。
一瞬何故このタイミングでと思ったが、むしろこのタイミングだからこそか。振り返ってみれば、ビスケットはオルガの無謀極まる作戦に時折苦言を呈する素振りを見せていたし、彼からしてみればこれまで内に溜め込んできた主張をようやく吐き出せたという思いだったのかもしれないね。

しかし、この対立は両者とも主張が一概に間違っているとは言えないというのが難しい。どちらも鉄華団を噓偽りなく大切に想っているが故の主張だろうし。この明確な答えのない問題にどう折り合いをつけるのかがオルガとビスケットの関係性においても重要なポイントになりそう。

そしてそんなぶつかり合う子供たちを支える大人たちの姿も印象的。この作品において大人は比較的下衆に描かれているから今回のように頼れる存在として描かれると安心する。中でも雪之丞さんの「先のことなんて誰にもわからない」という台詞は人生経験の重みが感じられて良かった。多感な年頃の子供にとって、すぐそばに自然に弱みをさらけ出せる存在がいるだけでだいぶ心の持ちようは違うと思うよ。


鉄華団にとって、そしてオルガにとってのビスケットの立ち位置と重要性を再認識させられた回。小休止の話ながらも人間関係などに複雑な変化が見られて面白かったですね。



次回:『還るべき場所へ』

  • 2016年2月の読書メーターまとめ

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:4727ページ
ナイス数:100ナイス

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)感想
新たな知見に触れる喜びがそのまま詰め込まれていたような一冊だった。数学者たちの一生と出会い、そして数学に対する並々ならぬ情熱が卓越した筆致で描かれている。450頁超の長編ながらもそれを感じさせない面白さ。読んでよかった。
読了日:2月29日 著者:サイモンシン
1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)感想
1998年が日本で最もCDが売れた年だとは知らなかった。良い意味でも悪い意味でも宇多田ヒカルをはじめとする98年デビューの女性音楽家たちが日本の音楽シーンを一変させたことが分かる一冊。彼女らのデビュー背景を知れただけでも読む価値があった。
読了日:2月29日 著者:宇野維正
旅のラゴス (新潮文庫)旅のラゴス (新潮文庫)感想
250ページ弱の短い話だが、中身は非常に濃密な内容で読み応えがあった。ひとりの男の一生をそのまま見させられたような充実した読後感と静かな余韻が残る。やはり人と人との出会いは素晴らしい。そして不思議と旅をしてみたくなる。
読了日:2月29日 著者:筒井康隆
天賀井さんは案外ふつう(1) (ガンガンコミックス)天賀井さんは案外ふつう(1) (ガンガンコミックス)感想
スパイラルコンビの新作。城平さんのぶっ飛んだ設定と水野さんの可愛らしい作画は今作でも健在。いやいやこれは流石にないだろうと言いたくなるような設定や真相が起伏なく淡々と提示されていくが、物語の中に自然な形で落とし込まれているので不思議とああそうなんだと納得してしまう。全体的にどこかゆるい雰囲気で摑みどころがないのも面白い。
読了日:2月29日 著者:城平京,水野英多
メイドインアビス 3 (バンブーコミックス)メイドインアビス 3 (バンブーコミックス)感想
前人未踏の秘境「アビス」に挑む冒険家たちの姿を描いたSFファンタジー巨編の第三巻。可愛らしい絵柄とは裏腹に描かれるのは生と死に対するリアリティのある残酷な描写と冒険家たちの悲痛。ここにきて「上昇負荷」の設定が痛いくらいに生きてきてもうページをめくるのが怖くなってくる。でもやめられないこの感覚。ずるい。冒険漫画ならではのワクワク感と悲壮感のあるストーリー展開が最高の形で噛み合っている一冊。続きが待ち遠しい。
読了日:2月29日 著者:つくしあきひと
Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
どこか懐かしい雰囲気を感じさせるファンタジー漫画。あえて読者にすべてを理解させないような作りに好感を覚えたけれど、まだまだ導入部といった感じで判断がつかない。ここからどのように話が展開されていくのか気になるので、次巻以降も読み続けていこうと思う。
読了日:2月29日 著者:おがきちか
プラチナエンド 1 (ジャンプコミックス)プラチナエンド 1 (ジャンプコミックス)感想
『DEATH NOTE』コンビの最新作。生と死をテーマにしたデスゲームに既視感を覚えつつも、洗練された絵と無駄のないストーリー展開にぐいぐい引き込まれ一気に読了。まだ序盤なのでこの物語がどこへ向かうのかは全く予想がつかないが、最後には主人公が幸せだと言えるような結末であってほしいなと思う。続巻も楽しみ。
読了日:2月29日 著者:小畑健
七つの大罪(19) (講談社コミックス)七つの大罪(19) (講談社コミックス)感想
ついに最後の大罪が登場。ここまで温存しておいただけあって凄まじいインパクト。やはりこの作品の登場人物は皆キャラが個性的で面白いね。話もテンポよく進行して飽きさせない仕上がり。
読了日:2月29日 著者:鈴木央
ハイキュー!! 19 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 19 (ジャンプコミックス)感想
読者が待ってたよと言わんばかりの素晴らしい展開の連続でした。ここまで来るのに長かったなぁ...なんて感慨深さを感じつつ今後の試合の行方を見守っていきたいと思います。ベストシーンはやっぱり表紙の彼の見開きガッツポーズだよね。
読了日:2月29日 著者:古舘春一
ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS)ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS)感想
何年経っても色褪せない不朽の名作漫画。完全版になっても作品全体に流れる澄んだ心地よい空気感は健在。最終巻まで揃えようと思います。
読了日:2月29日 著者:天野こずえ
銀河英雄伝説 1 (ヤングジャンプコミックス)銀河英雄伝説 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
原作未読。著名なSF小説の漫画版と聞いて手に取ってみたが面白かった。銀河帝国に住むラインハルトと彼に従うキルヒアイスの幼少期の出会いから二人が軍人となり初陣に出向くまでの過程がテンポ良く描かれている。作中では壮大なスケールを思わせるワードがいくつか散見され、今後の展開に大きな期待がかる仕上がり。癖の強い絵柄には少々抵抗があるけれど、続きが気になるので続巻も読んでみようと思う。
読了日:2月29日 著者:藤崎竜
はたらく細胞(2) (シリウスKC)はたらく細胞(2) (シリウスKC)感想
話題の細胞擬人化漫画の第2巻。1巻から引き続いて独自の路線を突き抜けた面白さ。味方だけでなく敵側にもドラマがあるのがいいね。あと好酸球のニヤけ顔が可愛かった。
読了日:2月29日 著者:清水茜
心が叫びたがってるんだ。 2 (裏少年サンデーコミックス)心が叫びたがってるんだ。 2 (裏少年サンデーコミックス)感想
1巻に引き続き映画に忠実な良コミカライズ。過去の傷と向き合いながら今をもがく少年少女たちの姿が繊細なタッチで描かれている。おまけ漫画も充実していて満足。
読了日:2月29日 著者:阿久井真超平和バスターズ
ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)感想
大賞受賞作と聞いて読んでみたが、思った以上に良かった。ところどころに稚拙な文章だったり、詰めの甘い箇所がいくつか見受けられたものの、構成や仕掛けが上手く、先の気になる作りでぐいぐい話に引き込まれた。ライトノベルらしからぬ尖った内容と強烈なテーマ性を伴って読み手の心に迫ってくる意欲作であり衝撃作。著者の次作にも期待したい。
読了日:2月13日 著者:松村涼哉
魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)感想
人工生命体と人間の命の価値の違いに迫った森博嗣さんの新シリーズの第2段。相変わらず近未来的な舞台で紡がれる話でありながらも現実味を帯びた内容に仕立てているのは流石。少しずつ提示されていく真相にも胸を躍らされたが、やはり最後の「彼女」との邂逅に全て持っていかれた感じ。ウグイとハギリのどこか噛み合わないやり取りも面白かった。
読了日:2月6日 著者:森博嗣
エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)感想
この著者の本は初読み。大学生になった主人公が「八百万の神」と名乗るパピヨンと奇妙な同居生活を始めるという話。まだシリーズ1作目だからか全体的に淡々とした雰囲気で、少し物足りない印象だったけれど、これから次第に面白くなってくるのかな。幽霊などの人間の恐怖の対象となる存在を見せつつも、結局は人間の悪意が一番怖いというオチに持っていったのは良かった。
読了日:2月6日 著者:荻原規子
雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)感想
「少年少女青春伝奇」の一文が指し示す通り、どこまでもボーイミーツガールな内容だった。ミステリや相撲など様々な要素が複雑に絡み合いながらも結局最後は恋愛に着地するというのがいかにもそれらしい。一見どこかズレているようで、全体を通して見れば真っ当な論理として成立している著者の作風は好みだなぁ。読み応えも十分で大満足の一冊。
読了日:2月5日 著者:城平京
黒─kuro─ 2 (ヤングジャンプコミックス)黒─kuro─ 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
少しずつ壊れていくココとクロの平穏な日常と並行して明らかになっていく物語の裏側に潜む闇。光の見えない物語はこれからどこに向かっていくのか、また、ココを取り巻く人間関係はどうなるのかなど気になる要素満載で次巻も楽しみ。
読了日:2月5日 著者:ソウマトウ
黒─kuro─ 1 (ヤングジャンプコミックス)黒─kuro─ 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
可愛らしい絵柄とは裏腹に不気味な雰囲気が漂っている作品。少女と猫の穏やかな日常が徐々に「狂気」に侵食されていく感じが堪らない。今後この話がどう転ぶのかわからない怖さもあり、次巻が気になる。
読了日:2月5日 著者:ソウマトウ
はたらく細胞(1) (シリウスKC)はたらく細胞(1) (シリウスKC)感想
細胞擬人化漫画。思っていた以上に面白かった。人体の複雑な細胞の名称や役割の説明がギャグチックな話の中に自然な形で落とし込まれていて分かりやすく、各々のキャラの掛け合いも賑やかで楽しい。ただ、この限定された設定でどこまで続けられるのかという一抹の不安も。
読了日:2月5日 著者:清水茜
ダイヤのA act2(1) (講談社コミックス)ダイヤのA act2(1) (講談社コミックス)感想
待望の第2部スタート。心なしか1部よりもだいぶ話がサクサク進んでいるような気がする。初の甲子園の舞台で確かな手応えを感じた降谷と傍観者でいるしかない沢村。この両者の対比が面白く、同時に今後どのように成長していくのか楽しみになる一冊だった。
読了日:2月5日 著者:寺嶋裕二
ひとりぼっちの地球侵略 9 (ゲッサン少年サンデーコミックス)ひとりぼっちの地球侵略 9 (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
相変わらず繊細かつ柔らかな絵のタッチが素晴らしい。表紙も開放的な雰囲気で素敵。平穏な日常回で終わるかと思いきや衝撃のラスト。次巻から一気に話が動きそうだ。
読了日:2月5日 著者:小川麻衣子

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月末に一気に感想を詰め込んでしまう癖をどうにかしたい...。あとメイドインアビスは絶対読んで。とにかく読んで。きっと面白いから。お願い。