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Charlotte(シャーロット)第9話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
友利と2人でZHIENDのライブに行くことになった有宇。
ライブが始まり会場はヒートアップする中、有宇は心に不思議なひっかかりを覚えていたのだが…。




物 語 が 動 き 出 す 。

今回の話で再び物語が大きく動き始めました。これまで隠されてきた舞台裏の仕掛けが一気に明かされたわけですが、各所で考察されていた説の中では最もそれらしいストレートな手法を取ってきたなという印象です。その「仕掛け」に関してはもはや使い古されたネタといった印象も強いですが、重要となるのはその仕掛けを通してどこまで独自のシナリオを魅せられるかでしょうから、本当の意味で注目すべきはこの先の展開になるんでしょうね。


さて、本編の内容に関して突っ込んでいくと、これまでその存在を仄めかされてきた有宇の兄『乙坂隼翼』が有宇の回想という形(全く別の世界線での話?)で登場。



有宇の兄の能力は『時空移動(タイムリープ)』

やっぱりループものじゃないか!
という突っ込みはさて置き、その強力過ぎる能力を持つが故に科学者によって拘束されていた有宇の兄。

そんな有宇の兄の目的はタイムリープ能力を使って、前の世界線でも『崩壊』の能力を使用して死んだ「妹を救う」こと「世界そのものを変える」こと。

そして辿り着いたのが1話~8話までの世界?何か別の時間軸...というよりは余りにも置かれている状況が違いすぎて「世界そのもの」が別物に変化してるような気がする。ここまで前の世界と違うというのはタイムループ物にしては珍しい。

まあそれはいいとして、現代の世界でも熊耳の手引きによって有宇の兄と再会。



前の世界でも味方側の人間だった熊耳。髪分けたらとんだイケメンでした。
彼も有宇の兄と一緒にタイムリープしていたとすると、これまで生徒会に能力者の居場所を教えていたのは彼自身の能力ではなく、タイムリープして「実際に見て来た能力者の居場所をそのまま伝えた」という感じなのかな。
しかし、前の世界で『ようやくテレパシー能力者を見つけた』と発言していることから、本当に彼の能力が能力者を探知する類の物である可能性はありますね。




兄貴サイドの人物と思われる2人。こちらの左側の男性の能力が『記憶操作』で、有宇と妹を危険から遠ざけるために2人の記憶を消したのかな。
以前6話のラストで駆け付けたショートカットの女性の能力は見る限りだと『催眠』もしくは対象に幻術を見せる類の物っぽい。まあ兄貴サイドの人間なら後々また登場するだろうし、そこではっきりと能力名が明かされるでしょうね。




色々と脱線してしまいましたが、ついに現代の世界で有宇の兄とご対面。

まず、気になったのはZHIENDのボーカル、『サラ・シェーン』さんと同様に杖を持っているところ。
このことから有宇の兄も『盲目者』である可能性が高い。
サラさんの話から思春期を越えた能力者全員もしくは私利私欲のために能力を使用した者が代償として能力と視力を失うと思っていたのだけれど、後述する有宇の真の能力と当面の目的の事を考えると、今現在も兄がタイムリープ能力を持っていないとおかしい
ということは盲目になる原因はまた別のところにあるのかな。次週でそのあたりの事情も明かされるんだろうか。


そして、有宇の兄が、かつて友利が話していた『唯一信頼できる人』その人であることが判明。
世間って狭いなーなんて言葉では言い表せられない程に全ての真実が有宇の兄へと集約されていったわけですが、逆にここまで全ての事象が有宇の兄の所為によるものだとすると都合よすぎというか怪しいというか...『妹を救い、世界を変える』という目的にも何か裏があるんじゃないかと勘くぐってしまいますねー。

他にも有宇が兄と再会したときの態度が妙によそよそしかったというか...まあ確かにいきなり真実を告げられて頭が混乱しているのも分かりますが、妹を亡くした今、唯一の肉親である兄と再会できたんだからもう少し喜んでもいいと思う。

あと、OPの歌詞に『わたしが信じたひとはそんなひとだっけと声がしたんだ』というフレーズがあり、仮にこの「わたし」が友利の視点だとすると「唯一信頼できる人」である兄が怪しくなってくる。

まあ何の根拠もない憶測での仮説ですが、上記のことを考えると有宇の兄と敵対関係になる可能性も少なからずあるんじゃないかなと思います。
絶対に味方だと思っていた人物が実は全ての黒幕だった、という展開は話的にも盛り上がりますからね。某ダークファンタジー漫画のせいでかなり疑い深くなってます




また、前述した有宇の真の能力は『略奪』であることが判明。これに関しては予告カードとインタビューでほぼネタバレしてましたね

これは文字通り対象に5秒間乗り移っている間にその乗り移った人物の能力を奪えるというもの。
他人の能力を奪えるだけでも十分強力なんですが、この能力の真の強みは「いくら能力を奪い続けても前に奪った能力は上書きされずそのまま蓄積されていく」っぽいところ。とんだチート能力ですよ全く。というか乙坂兄弟って

・長男:時空移動(タイムリープ)
・次男:略奪(上書きされずそのまま蓄積される)
・次女:崩壊(物理)

これ...乙坂兄弟全員反則級じゃありません?

この兄弟にここまで強力な能力が揃ってしまったのは果たして偶然なのか必然なのか...まあそんな事はどうでもいいかw

話を戻すと、野球回での実験も、有宇が高城に乗り移ろうとしたのを友利が止めていたのも、あらかじめ有宇の本当の能力が略奪であると仮説を立てていたもしくは事前に熊耳によって有宇の能力を伝えられていたからということなんですかね。
これまでの能力者達盗撮痴漢男やスカイハイ斎藤を学園に引き入れなかったのは、既に略奪によって能力が消滅したので保護する必要がないと分かっていたからか。

略奪によって奪った能力は上書きされずそのまま蓄積される。となると、
タイムリープする前に奪った『透過』などの能力は使えないにしても、現在の世界で奪ってきた『念写』、『念動力』、『飛行』の能力は今も使用できるってことですよね。どうでもいい話として片付けられてきた生徒会の活動がここにきて主人公の能力に繋がる展開は上手い。使い所によってはかなり燃える展開になりそうです。


というわけで種明かしの第9話。
今後の展開としては有宇が略奪の能力で兄のタイムリープ能力を奪って、その力を使って『世界を変え、妹を救う』という目的のために頑張っていく感じになるのかな。まあその前に兄貴のタイムリープ物語が挟まれそうだけどw








友利ちゃん、ZHIENDのライブという名の有宇とのデートに気合い入れすぎィ!!かわいい


次回:『略奪』

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  • アルスラーン戦記 第20話「騎士の素顔」感想

アルスラーン戦記 第20話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
王太子アルスラーンの名にもとづき、「ルシタニア追討令」と「奴隷制度廃止令」が発された。それを受け、アルスラーンの下に、各地から数多くの諸侯や武将たちが集うが、裏にはさまざまな思惑がある様子。
さらに、大勢の人間が集まるということは、これまでには考えられなかったようないさかいが、軍の中で起こりかねないということでもあった。
騒動を事前に収めるため、ナルサスは策を講じるが……。




三度、再会。

エトワール、女性だったのか...!
そんな事考えもしなかったから観ていて驚いた)笑。
騎士でいるときは凛々しい男性に見え、髪を下ろしているときはどこぞの国の美人な王女に見えるこのキャラデザは絶妙なバランスで秀逸だなと思う。

まあそれはいいとして、またしても劇的な再会を果たす殿下とエトワール。
もうお互いに惹かれ合う運命にあるんじゃないかと思ってしまうくらいに出逢っている2人ですが、それが単なる出逢いではなくて、必ず何らかの影響を与える出逢いになっているのがいいですよね。

今回に関しても例外ではなく、
父親の罪と正統な血筋の人間ではない自分が王になっていいのかという背徳感に悩む殿下に対して
国と民のためを考えての行動に出自など関係ない

それはとても尊いことだ

という助言をしてくれました。
結局、‘‘王になった者”が皆から認められるのではなく、‘‘皆から認められた者”が王になるわけですからね。国と民のためを考えての行動に血筋などは関係ないということですよ。

これは本当に殿下の身分と立場を知らないエトワールだからこそ本心から言えた言葉であり、説得力が出る言葉だなあという感じ。恐らく他の人が言っても大して説得力は出なかったと思う。

しかし、こうして敵ながらもお互いの価値観と考え方を揺さぶり合える関係って何かいいなぁ。越えるべき要素満載の2人という感じだけど、何とかして結ばれて欲しい)笑。
まあすぐに色恋沙汰に直結させてしまうのもあれかなぁとは思うけど、これまで殿下とお似合いの女性は特に出てこなかったし、アルスラーン軍の他にも殿下を精神的に支えてくれる人物が必要だと思うから、ついそんな展開を期待しちゃうんだよね)笑。


というわけで今回は殿下が王になる覚悟を改めて決める回、そして殿下とエトワールの今後を期待させてくれるような話でした。次回から本格的にバルス奪還を目指す形になるのかな。楽しみです。それでは。

Charlotte(シャーロット)第8話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
歩未の死を受け入れつつある有宇は久々に学校に登校し、以前と変わらぬ学校生活に安堵を覚える。そんな中、友利と2人でZHIENDのライブに行くことになった有宇はその日の下校中、白杖を持った外国人風の女性に出会う。




能 力 の 代 償 ...?

今回は話自体に特に大きな動きはありませんでしたが、能力者の行く末や今後の展開を示唆するような不穏なワードがいくつか組み込まれていた所謂伏線張りの回でした。
友利兄弟が敬愛するポストロックバンド『ZHIEND』のボーカル、サラ・シェーンの登場など、物語のキーとなる人物も着実に揃ってきて、次回あたりでまた何か事件が起こりそうな予感。

で、そのサラさんなんですが、彼女自身の話からして、元能力者であることは確定的でしょうね
名声を得るために「ズル」をした、というのはまず能力の事でしょうし、他にも元能力者であることを暗示するような意味深な発言をしていましたしね。

そうなると彼女が盲目者...つまり視力を失ったのは「能力の代償」ということになるのかな。
果たしてそれが能力者全員に課されるのか、それとも私利私欲のために能力を使用した者のみに課されるのかは分かりませんが、
仮に全員がそうなのだとしたら結構ヘビーな結末になりそうですね。

しかし、サラさんの『もしそんな時が訪れた日には、上手くやれよな?』という思わせぶりな発言を聞くに、代償を支払うのを回避することもできそうな感じがします

方法については一切見当がつきませんが、サラさんが視力を渡した相手...つまりは「神様」が何者なのかという点が重要になってくるのは間違いなさそうですね。
徐々に思い出しつつある有宇の兄とZHIENDの関係性も気になってくるところです。

ところで、やたら長かった柚咲のPVシーンはただのCDの販促なんですかね?
それなら序盤のうちにやっとけよって話ですし、歌詞の内容が今後の展開を暗示していたりするんでしょうか。よく分かりませんが。
あと、麻枝さんのギャグは基本的には好きなのですが、柚咲のおまじないシリーズだけは本当に見ていて薄ら寒く感じてしまうのでやめて欲しい。


次回:「ここにない世界」

アルスラーン戦記 第19話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
シンドゥラでの戦いを無事に乗り切ったアルスラーンは、旅先で得た新たな同志をともない、ペシャワール城へと帰還する。そのころ、銀仮面卿ことヒルメスは、イノケンティス王に愛想を尽かし、聖堂騎士団を連れてエクバターナを飛び出したボダンの討伐を命じられていた。
策謀を胸に秘めつつ、ボダンの立て籠もる城を目指すヒルメス一行。その耳に、すさまじい武勇を誇る、不思議な旅人の噂が飛び込んでくる。




ヒ ル メ ス 出 生 の 真 実 は ...?

ヒルメスさん、意外とカリスマ性高かったのね。
これまではあくまでもアルスラーンの「敵」として描かかれてきたから、どうしてもマイナスのイメージがあったんだけど、今回の話で自ら前線に出て臣下を救うあたりを見て、見かけによらず情のある人物なんだなと思った。

思い出してみれば、裏切り者同然の身のカーラーンを臣下として信用していたし、敵には非情でも、1度臣下として認めた者には寛大な態度で接しているんだよね。
サームもカーラーンもそういう「王としての素質」に惹かれてヒルメスに忠誠を誓ったんじゃないかなぁ。
勿論、ヒルメスが正当の王である、というのも決定打の1つだったんだろうけど、本質的な部分ではヒルメスの内面に惹かれたというのが大きかったんだと思う。

しかし、王としての素質が垣間見えた一方で、クバードの「王位を求めるのはいかなる理由か」という問いに対して、ヒルメスは「奪われた玉座を取り戻すだけだ」と答えている。
アルスラーンは王に即位した後全ての奴隷を解放するという明確な目的があるが、ヒルメスが王位を求めるのはあくまでもアルスラーンとアンドラゴラスへの「復讐」のためであり、そこで終わってしまっている。
王位を手にした後に何をするのかについての明確なビジョンがないんだよね。
民の平和のために動くアルスラーンと私怨を晴らすために動くヒルメス。
この「目的の差異」が今後勝敗を大きく分けるような気がする。


そして、またしてもはぐらかされたヒルメス出生の真実。ここまで引っ張るということはやはりこの物語の根本に関わる重要なエピソードなんだろうけど、果たして今期中に明かされるのだろうか...。
別に既に2期が決定しているとかなら無理に明かさなくてもいいんだけど、そうじゃないのなら話に一定の折り合いをつけるためにもしっかり描いて貰いたいかな。
あと、アンドラゴラスって予言とかそういう信憑性のないものを信じるような人間だったっけ...。いや、まああくまでも「従っただけ」で信じていたわけではなかったのかもしれないけど。




エンドカード。
ファランギース様お美しい( ´ ▽ ` )ノ

Charlotte(シャーロット)第7話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
妹・歩未を失った事実に打ちのめされる有宇は家に一人閉じこもり、外界との接触を遮断する。心配し様子を見に来た生徒会メンバーとの面会も拒み、荒んだ生活を送る有宇の前に現れたのは・・・。




さあ...

ここからが本当の地獄だ...!!

と言わんばかりに主人公が絶望のどん底へと叩き落とされる回。これまでの話の中では最もシリアス色の強い話になっていたのではないでしょうか。
それだけにAパートの高城と美咲のギャグチックな絡みが若干余計だったようにも感じてしまいましたが、後々の展開を考えるとこのようなやり取りも貴重な日常の一部分として懐かしむことになるのかも。


さて、本編の内容に関して突っ込んでいくとやはり妹ちゃんは亡くなっていましたね

溜めもなくえらいあっさり告げられたなと思いましたが、まああれだけの瓦礫の下敷きになってしまったら流石に助からないか...。

しかし、
・妹の遺体が映されていない
・前回のラストで意味深な登場をした熊耳のフォローが一切ない
あたりを見ると、実は妹の死は学校側の偽装で、科学者の手に渡らないよう熊耳が保護しているもしくは既に科学者の実験台にされてるみたいなパターンもあり得るんじゃないかなーと考えましたが、

いくらなんでも有宇が遺体確認をしていないなんてことはないでしょうし、そもそもこちらのインタビュー記事で「また人が死んでしまった」と麻枝さんが発言している時点で妹の生存の可能性はないか。というか麻枝さん色々ネタバレし過ぎっすよ...






その妹の死を受けて、唯一の精神的支えであった肉親を失った喪失感からか自暴自棄に陥ってしまう有宇...。そんな堕落していく有宇を救ったのは友利の言葉と例のピザソースの味がついたオムライス。

ここで、人間としての道をも踏み外そうとするぐらいに追い詰められていた有宇を繋ぎ止めたのがメインヒロインの言葉と妹との繋がりの象徴だったオムライスであるというのが良かったですね。
アンチサラダ派だった友利が有宇にサラダを渡すというのも少し感慨深いものがありました。

どうやら友利は妹を死なせてしまった自責の念から能力を使ってずっと有宇の傍にいたようですが、あのタイミングまで止めなかったのは有宇に自力で更生して欲しかったからなのかな。そうだとしてももっと早く止めろよ、という感じですがw
後々大きな問題になりそうなチンピラフルボッコの件に関しては裏で友利が救急車を呼ぶなりしてフォローしてくれていると信じたいw


というわけで、紆余曲折ありながらも最終的には生徒会に戻ることになった有宇。
まあ全体的に軽いなーという印象はありますが、1話にこれだけの要素を詰め込んだのだから多少薄い印象になってしまうのは仕方ないか。
今回は有宇の成長...というよりは外部の力のおかげでなんとか立ち直れた感じの話だったので、次回以降は有宇自身の力で困難を乗り越え、成長していく話が見たいですね。


次回:「邂逅」

  • アルスラーン戦記 第18話「ふたたび河を越えて」感想

アルスラーン戦記 第18話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
神前決闘は終わり、シンドゥラの次期王位をめぐる争いはひとまずの終わりを迎えた。
そのときを待ったかのようにシンドゥラ王は静かに息を引き取り、ラジェンドラが新たな王として即位する。
事の顛末を見届けたアルスラーンは、パルスへの帰還を決意する。
そんなアルスラーンに、ラジェンドラは返礼を申し出る。




シ ン ド ゥ ラ 編 、終 幕

2クール目開幕当初からまあ随分長い事シンドゥラの情勢と向き合ってきたわけですが、結果、得られたのは3年の不可侵条約とジャスワントさんだけか...。
いや、東方の勢力の抑制という当初の目的と現状の戦力からすれば十分過ぎる程の戦果だったのかな。
シンドゥラの王と条約を結び、政情を安定させた功績が名声として広がる事もあるだろうし、決して無駄な遠征ではなかったと思いたいけどね。

ということで、今回の話でジャスワントさんが新たに仲間として加わることに。またしても有能な味方ナルサスの手駒が増えてしまったわけですが、この先アルスラーン軍が窮地に陥る場面を作れるのかという一抹の不安が...。まあこれに関してはナルサスがいる時点で以前と変わらないのかもしれませんがww

外壁を埋め終えたところで、次回からいよいよ本筋であるバルス奪還編が始まるのかな。流石に今期でバルス奪還とまではいかないのでしょうけど、TVアニメとしてやる以上、一応の決着がつく形にして貰いたいですね。それでは。

Charlotte(シャーロット)第6話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
熊耳が伝える新たな能力所の居場所は、歩未が風邪で休む自宅のマンションだった。
お見舞いの為、乙坂家にやってきた友利と有宇に歩未は怖い夢を見たと話す。
夢の内容が、歩未の能力を知る手掛かりになると考えた友利は有宇に歩未から夢の内容を聞き出すよう伝えるが・・・。




急 展 開 !!

今回は放送直前のインタビューで麻枝さんが「6話くらいから先をぜひ見てほしい」と仰っていた通り、作品そのものの様相を一変させ、今後の展開を期待させるような物語のターニングポイントとなる話になっていましたね。

これまでの話の中にも不穏な雰囲気はどことなく漂ってはいたのですが、それが今回の最後で一気に爆発した感じ。
まあ唐突なヤンデレ娘の嫉妬など、話を動かすために若干強引に事を進めた部分があったのは否めませんが、重要なのはこれを軸にどう物語を展開していけるかでしょうから、本当の意味で勝負になるのは次回以降なんでしょうね。




さて、本編の内容に関して突っ込んでいくと、ラストで妹ちゃんの能力が「崩壊」であることが判明。
これは文字通り地面を物理的に崩壊させる能力なんですが、この他に人間関係性を崩壊させる、という意味も併せ持つ能力なんじゃないかと。
今回は物理的な面しか直接描写されていませんでしたが、妹ちゃんの能力発現に合わせて周囲の人間関係が崩れていったような描写も間接的に見られたので、そういう側面を持った能力でもあるんじゃないかなーという印象を受けました。

また、有宇からすればラストの崩壊は「世界そのものの崩壊」でもありますよね。妹ちゃんとの平穏な日常が失われたわけですから。そして視聴者の視点では作品の様相を一変させる崩壊でもあって...
このように様々な意味合いを持った「崩壊」になっているのが面白いなと思いましたね。

この能力の不完全な点...は余りにも効果が強力で、自分自身で制御ができない、みたいな感じでしょうか。それだと高城と似たようなデメリットになってしまうけどw




あと、気になったのは最後に登場したこの女性の正体及び目的ですね。
「間に合わなかったか...」という発言からすると、前々から妹ちゃんが危険な力を持つ能力者であることを知って要マークしていたんでしょうけど、
そうだとすると、前回の「警備員に止められた」というのも彼女が所属しているであろう何らかの「集団」の手配によるものなのかな。

個人的には友利たちとはまた違った目的で能力者を追っている組織の一員なんじゃないかと考えているのですが...まだ情報が少ないので断定はできませんね。まあ最後に現れた「あの人」とは確実に繋がっているんでしょうけど。





最後に現れた人物は...熊耳
この意味深な雰囲気からいって、ただの協力者、という立ち位置では終わらないのはまず間違いないでしょうね。前述した女性との関係性も気になりますし、彼の能力が本当に探知能力なのか、という点も今後注目していきたいところです。(どうやら公式サイトのキャラタクターページの熊耳の特殊能力欄が空欄になっているらしいです)



というわけで、衝撃の第6話。
「おっ、夏服姿も可愛いじゃーん」なんてことも言ってられないような波乱の展開になってきました。

果たして瓦礫の下敷きになってしまったであろう妹ちゃんとそれを助けに入った有宇は無事なのか。また、熊耳が見た血は誰のものなのか。
そして、今回の展開を受けてどう次回の「逃避行の果てに」というサブタイトルに繋げていくのか、色々と不安な面もありますが、楽しみにしていようと思います。それでは。

僕のヒーローアカデミア 第4巻の感想です

以下、第4巻のネタバレが含まれておりますので未読の方はご注意ください。


僕のヒーローアカデミア 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
僕のヒーローアカデミア 4(ジャンプコミックス)
2015/6/4
堀越 耕平







体 育 祭 編 中 盤 !

体育祭編も中盤戦に突入?
騎馬戦はいつも追う立場の人間だったデクが逆に追われる立場の人間になるという話で、A組だけでなくB組やサポート科なども絡んできて混戦必至の先の読めない試合展開になっていたのが面白かった。

キャラそれぞれの個性の使い所が絶妙な采配で、余す所なく発揮されており、全体的に飽きない構成に仕上がっていたような印象。
大詰めにデクvs轟を持ってくるあたりも王道を外さないジャンプ漫画らしい展開になっていて好感が持てた。

また、熱い展開が続く一方で、これまでこの作品ではあまり見られなかったドライな側面というか、ヒーロー世界の裏の部分が轟の過去を通じて描かれていた。

正直、今回の話のような生々しいヒーロー世界の現実を真正面から描いたのには驚かされたが、物語全体において、そして「轟焦凍」という1人のキャラクターに重みを与える要素としては外せないエピソードだと感じた。またデクと轟の関係性を明確化させるためのアクセントとしての役割も十分に果たしていたように思う。

最終種目はこれまたジャンプ漫画の王道ともいえるトーナメント戦。
総勢16名ものキャラがいたが、描くべきキャラをしっかりと絞ったからか恐ろしくテンポよく進んでいった印象。重点が置かれるのは間違いなくデクvs轟なんだろうが、個人的にはお茶子vsかっちゃんの異色対決の方も気になるwあのかっちゃんを相手にお茶子がどこまで戦えるのか、楽しみです。


では、以下気になったキャラをピックアップして書いていきます。

■デク
追う者から追われる者へと立場が変化した主人公。騎馬戦ではヒーローの本質ともいえる大切な人のために戦う姿が見られた。
轟の衝撃の告白を受けて物怖じこそしたが、お互いの背負った物の重さの違いを十分に理解した上で、「僕も君に勝つ」と改めて轟と競う意志を示した姿からは精神面での成長が感じられて良かった。


■轟焦凍
今回の話で轟がデクに固執する理由が明かされた。両親絡み...というのが何とも生々しいが、実力主義のヒーロー世界においては割と珍しくもない話なんじゃないかと思えてしまった。
かっちゃんに続きデクの正統派ライバルとしての地位を確立させた感じだが、デクやかっちゃんとは違って、トップヒーローに「ならなくてはいけない」と義務感のようなものを背負って戦っているというのが、2人との明確な対比になっていて面白いなと感じた。


■常闇踏影
間違いなく今巻のMVP。騎馬戦ではデクサイドのピンチヒッターとして参戦し、まさしくダークホースともいえる予想外の活躍をみせた。タイマン最強のスタンド能力を持ちながらも決して自身の力に驕ることなく冷静に状況判断を下せるあたり、今後も強キャラの一角としての活躍が期待できる。いかにも厨二な感じの言動も良い。


感想は以上です。それでは。

アルスラーン戦記 第17話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
神前決闘。それは、決闘の勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判である。
シンドゥラ王の決定により、次期国王位をめぐるいさかいは、神前決闘によって収められることとなった。
アルスラーンは、ラジェンドラからその戦いにダリューンを自身の代理を務める戦士として貸して欲しいと頼まれ、了承する。おそるべき相手が待ち受けるとも知らずに……。




神 前 決 闘 回 !

バハードゥルとの闘いは結果は読めていたけれど、ダリューンは腕っ節が強いだけでなく実は頭も切れるというのが分かるような試合運びになっていたのが良かったですね。ダリューンが窮地に陥るのは新鮮でしたし、滅多に見られない殿下の激昂っぷりと相まって久しぶりにハラハラさせられる緊迫感のある戦闘シーンになっていたように思います。
ただ、バハードゥルは喋らせない方がより不気味さが際立ったんじゃないかな。人語を喋りだした途端から小物臭が酷かったし)笑




ジャスワントさんかっけええええってなるシーン。幾度となく殿下に命を助けられた者が、今度は殿下の命を助けるというシチュエーションになっているのがいいですよね。

ジャスワントがマヘンドラさんの最期を看取るシーンも、前々回の話でジャスワントがマヘンドラさんに忠義を尽くす理由が明確化されていたので、唐突といった印象もなく、見ていて中々に感慨深いものがありました。マヘンドラさんが亡くなって行き場を失ったジャスワントはこのままアルスラーンについていく感じ?なんか益々アルスラーン軍のチートっぷりに拍車が掛かるような気がww

そして、次回予告を見た限りだとガーデーヴィに続き今度は前回の話で若干良識派に見えたラジェンドラが色々とやらかしそうな予感wwもう兄弟どっちもクズじゃねーかww




おいエンドカードww余韻を返せw

アルスラーン戦記 第16話の感想です

≪あらすじ≫(TVアニメ公式サイトより引用)
常勝無敗を誇ったアンドラゴラスですら正面からの戦いを避けたという、シンドゥラの誇る「戦象部隊」が、ついに動き出した。さらに、シンドゥラ軍の戦力はおよそ15万、アルスラーンたち連合軍の戦力は6万と、戦況は圧倒的に連合軍が不利。だが、秘策を持ったアルスラーンと仲間たちの表情は崩れない。




動 物 に 厳 し い ア ニ メ

馬、蛇に続いて今回は象が犠牲に。やはりこの世界観...というよりは戦においては動物は自分達が勝利を収めるための道具でしかないという扱いなんだろうか。今回はその一面が顕著に見られた策略だったわけだけど、人間の私欲のために利用されて死んでいく象を見るのは少し抵抗があったかな。まあそれが戦争の凄惨さの一端を示していたのかもしれないけれども。

そして神前決闘でダリューンがラジェンドラの代理人として闘うことに。素直にアルスラーンに頭を下げて頼み込むあたりラジェンドラは比較的良識派というか、自分の立場を理解した見識のある人物なんだろうか。自身の部下の身を案じていたような描写もあったし、その辺が怒鳴り散らすだけの無能な兄王子との対比になっていたのは良かったと思う。

またしても殿下に助けられたジャスワントだが、その御身に気付かなかったのが何とも悲しい限りw味方になるのはまだまだ先の事なのかも。