PandoraHearts あすたっと
fc2ブログ
ブログパーツ アクセスランキング

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2023年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


カテゴリ

GER (1)

アクセスカウンター

天気予報


-天気予報コム- -FC2-
  • パンドラハーツ 最終23・24巻表紙公開!

パンドラハーツ最終巻となる23・24巻の表紙が公開されました!


PandoraHearts (23)
PandoraHearts(23)(Gファンタジーコミックス)
(2015/6/27)
望月 淳

≪あらすじ≫
思い出して…貴女の本当の想いを――――!
ドルダムとドルディ、二つの心がせめぎ合う。
それは代用の反響音、しかして、ただの反響音にあらず。
永遠とも思われた願いのはてに、覆すことのできない終わりの刻が迫る。
あたかも、それが終わりの始まりであったかのように――――…。


PandoraHearts (24)(完)
PandoraHearts(24)(Gファンタジーコミックス)
(2015/6/27)
望月 淳

≪あらすじ≫
そこは全てを飲み込む闇だと誰かが言った。
でも…決して光がなかったわけじゃない――――。

幾星霜を超え、世界を救うためにたどり着いた答え。
それは残酷で優しい、ただの方程式。
今、運命の歯車に導かれし、一つの物語が終わりを告げる。
あたかも、それが滑稽なお伽噺であったかのように――――…。


最終23・24巻にして遂に表紙に我らがメインヒロイン、アリスさんが来ましたね...!
23巻が過去のアリスで、24巻が現在のアリス...ということなんでしょうか。これまでの表紙とは対照的に、登場人物達を縛っていた鎖が砕け散る演出になっているのが印象的です。
果たしてオズ達に救いはあるのか?単行本派なので『PandoraHearts』の物語がどのような終幕を迎えるのか、今から発売が楽しみでなりません。


さらに、コミックスと同時発売となるファンブック、望月先生の2nd画集の表紙も公開されています。


PandoraHearts Official Guide 24+1 Last Dance!
PandoraHearts Official Guide 24+1 Last Dance!

≪内容紹介≫
Happy Unbirthday!
ただその言葉が聞きたくて―――。

祝完結記念のメモリアルガイドブック
望月淳×「PandoraHearts」を愛する皆様との共演!!

2014年に実施したキャラクター人気投票や名シーンの結果発表をはじめ、ファンからのQ&Aやコメントメッセージ、望月淳×皆川純子(TVアニメ「PandoraHearts」オズ=ベザリウス役)対談、 望月淳×小林千鶴(TVアニメ「PandoraHearts」キャラクターデザイン)対談、 豪華関係者からの愛ある寄稿、第3回パンドラハーチュ!BEST10、特別外伝漫画の収録などなど、 同作品3冊目にして最後のファンブックも盛大に内容充実!
「PandoraHearts」のグランドフィナーレを、応援してくださった皆様と祝します!


望月淳 2nd画集 PandoraHearts「There is.」
望月淳 2nd画集 PandoraHearts「There is.」

≪内容紹介≫
眩しくて眩しくて、瞳を閉じるのさえ怖い。 待望の2nd画集 「PandoraHearts」を中心に「小説 忘却の覇王ロラン」の挿絵をはじめ、本画集の描き下ろしを含めた280点以上のイラストを収録。 望月淳の手から1点1点描き出される“アナログ画”の世界に触れる――。


シリーズの集大成となるファンブックに、望月先生のこれまでの美麗なイラストを振り返れる2nd画集、どちらもここまで付き合ってきたファンの方々なら必読ですね。
どうやらフィナーレ記念としてフェアを開催するらしいですが、アニメイトを始めとするそれぞれの店舗によって貰える特典が違ってくるそうなので、詳細についてはコチラの特設ページをご参照ください。


キャラクター人気投票は1位:ブレイク、2位:オズ、3位:ギルあたりが鉄板になるのかなぁ。個人的にはユラがどのくらいの位置にいるのかが地味に気になっているんだけどねwあれ?投票欄にいたよねw?

名シーン投票はエリオットの最期や19巻のラストあたりが恐ろしく人気が高そうな予感wちなみに自分は18巻のアリスの自決シーンに投票しました。あの見開きページのアリスが格好良すぎたんですよねw
まあランク入りするのかは分かりませんが、楽しみに待っていようと思います。それでは。

スポンサーサイト



  • PandoraHearts 22巻 感想

“━━最後に残されるものは決して希望とは限らない”

パンドラハーツ第22巻の感想です

ネタバレ要注意!

PandoraHearts(22) (Gファンタジーコミックス)
PandoraHearts (22)(Gファンタジーコミックス)スクウェア・エニックス
(2014/4/26)
望月淳

表紙は黒うさぎ(ビーラビット)のオズ。紅眼ver格好いいですね。1巻の時とはだいぶイラストが変わったなぁ。。。もちろん良い意味で。
特装版はレイシー&ジャック。何だか不気味なオーラを放っておりますが...これはドラマCDでの暴れっぷり(ネタ的な意味で)を楽しみにしておけ、ということなんですかね?(笑)。
自分は発売日まで通常版と特装版どっちにしようかな...と悩んでいたのですが、結局両方とも購入してしまいましたwドラマCDの感想も後ほど上げられればなと思います!

さて、前置きも済んだところで早速本編の内容に移りたいと思います。
まず、今巻は既存の巻とは違い5話分の内容が収録されています。実際に手に取ってみると分かると思いますが、中々の分厚さです。望月先生、発売に合わせるためにかなり無理をしたんじゃないかな。ですが、その分本編の内容もラストに向けてかなり濃いものになっています。カバー裏も遂にここまできたか、という感じですw





過去を改竄しようと目論むオズワルド&ヴィンセントを止めるため、始まりの街、サブリエへと向かうオズ一行。
途中のラトウィッジ校でブレイク組と再会。初期を思わせるような賑やかな雰囲気に。アリスとギル(海産物)のコンビは癒しですね。

と、ここでブレイクはこれまた初期を思わせるような質問をオズに投げ掛けます。



ブレイク「━━君は一体どこにいるんだい?」

その質問に対しオズは

オズ「俺は━━」



オズの返答が気になります。これまで本当に過酷な道のりばかりでしたからね。嬉しそうに話すオズの表情が印象的でした。

ヴィンセント「僕も異端で君も異端なら

それは僕らにとっては“ふつう”のことだよ」


なるほど、ヴィンセントとツヴァイとの共通点は「異端であること」でしたか。お互いに異端な存在であるからこそ2人でいる時は”ふつう“でいられた。ツヴァイにとってヴィンセントだけが心の拠り所だったんですね。
にもかかわらず、エイダとツヴァイ、2人の女性を置いて消滅しようとしているヴィンセントって...w

ジャックが鎖を破壊した影響でサブリエの空に沢山の道が出現し、大量のチェインがあふれ出てきてしまう。いよいよこの世界にも終わりが近づいてきていますね。



サブリエへと向かうのは初期メンバー5人。やっぱりこの5人が好きだなぁ。懐かしいというか、落ち着くんですよね。
初期の頃にあったギスギス感はもうなくなって、本当に和やかな雰囲気で...。
これまではお互いを利用したり、疑い合ったりしている形だけの不安定な関係だったじゃないですか。
でもこの一連のシーンを見て5人の間に確かに信頼感が生まれているのが感じられて...本当の意味で仲間になれたんだな、と。
ここはこれまで丁寧に積み重ねてきた人間関係の集大成とも言えるシーンになっていると思いました。お茶会...また開いてほしいなぁ。



前巻では一切出番がなかったジャックですが...何か今にも消滅してしまいそうな姿ですね。まあジャックの躯であるわけだしそう簡単には消えてくれないんだろうけど。
ジャックの願いは今も変わらないまま。ここまで来たら諦めるわけにはいかないでしょう。一歩も譲る気配はありません。そんなジャックにオズは...

「それは本当にレイシーが望んだこと?」

確かにジャックが一方的にレイシーの願いを決めつけているだけで、レイシー本人がこの展開を望んでいるとは限らない。
ジャックを止めることができる存在がいるとすれば、それはもうレイシーだけ、ということですね。レイシーに真意を確かめて、ジャックの願いを否定してくれれば終了ですし。たぶん。

となればオズが提示した取引の内容は「世界をアヴィスに還すことがレイシーの望んだことではないと分かったら潔く諦めて消滅しろ」とかかなぁ。結構大胆な賭けのようですがもうこれ以外方法ないだろうし...オズのアヴィス墜ちも時間の問題。というか、最近のオズが冷静すぎて怖くなってきたwチートゲス英雄に取引を仕掛けられるようになるまで成長したなんてw

一方、ひと足先にオズワルドの元へたどり着いたブレイク。

ブレイク「ここは...なんだ?」

たどり着いた先の異様な空間に違和感を覚えます。

オズワルド「まるで...法廷だな...」

この空間を造り上げたのはグレンの監視役であるはずの潜む瞳なのでした。前巻のラストで少し登場していましたね。
そして...

レヴィ「オズワルドの言う通りここを法廷とするならば裁かれるのは誰なんだろうな?」

レヴィ&リーオキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

両者とも久しぶりの登場ですね!リーオ君は安定の体育座りだけれどもwレヴィは完全に傍観者という感じ。

「この世界は一つの『物語』に過ぎない」



潜む瞳の役割は一つの「物語」の始まりから終わりまでを記録しそれを最果ての「書庫」へと持ち帰ること。で、グレン達の認識の及ばぬところに「物語」は無限に存在しているんだとか。その一つ一つに潜む瞳は存在し、全ての物語が違った結末にたどり着くように分岐点を与えるのだと。バスカヴィルもグレンもそのために蒔かれた種でしかない。そしてこの空間は「物語をここで終わらせることは妥当か否か」を同じ潜む瞳達で決める場所。つまり潜む瞳にとってはこの世界は一つの観察過程の範囲内に過ぎないものだということですね。

またまたダークファンタジー色が強くなって参りました。潜む瞳達は裏ボスというよりは完全に理解の届かない場所にいる存在という感じですね。以前まではただのバスカヴィルのBBAとしか認識していませんでしたが、まさかこんなダークファンタジー色を強めてくれるキャラだとは思ってもみませんでした。本当に無駄なキャラが一人もいないですね。必ず何かしらの役割が与えられている。

レヴィ「これが世界だというのなら...

あまりに滑稽な物語だ!!」


潜む瞳達の観察課程でしかない世界。そんなこの世界を「滑稽な物語」だと称するレヴィ...これまでにも頻繁に「滑稽なお伽噺」という言葉が使われていましたね。こんな皮肉な形で繋がってくるとは。

リーオ「おかしくない... おかしくは...ないよ
もし本当にこの世界がただの物語で僕達の認識の及ばない所にいる「誰か」を喜ばせるためだけに存在しているんだとしても

...僕はこの世界を滑稽だとは思わない!」



おお、リーオの読書オタクの設定が生かされる時がきた!
エリオットやオズ、そしてヴィンセントと出逢うことができたこの世界を滑稽だとは思いたくないんでしょうね。16巻のオズの言葉はちゃんとリーオに届いていました。

レヴィ「この空間は潜む瞳が作り出したもの

俺達グレンでは潜む瞳に力を制限されあの扉を開くことができない

だが...そこに禍罪の子がいれば━━」


なるほど、潜む瞳によってグレンの力は制限される。でも、完全なるイレギュラー、潜む瞳達の理解の範囲外である禍罪の子の力を使えば、ということですね。潜む瞳が露骨に禍罪の子を嫌っていたのはこのためか。ここにきてヴィンセントの重要性が大幅にアップww

オズワルドvsブレイク!

個人的にパンドラで最も見たかった対戦カードがついに実現!

いやーまさかこの対戦が実現するとは。ずっとこの2人が戦ったらどっちが強いんだろうって思ってたんですよ。

まだ序盤ですが...オズワルドさんが一歩リード...かな?
疲労&失明というハンデがあるものの、あの小柄なリーオの体でブレイクを圧倒するオズワルドさんが流石すぎるwヴィンセントも参戦w

ブレイクの「いつの間にそんな博愛主義者になったんだ!」には笑ったww確かにそう思うよw
微かにヴィンセントとエイダのフラグが見えた...のかもしれない。



エイダとツヴァイのヴィンセントを巡る女の戦い。

エイダ「知らないことは罪ではないわ!

罪深いのは知ろうともせず相手のことを決めつけてしまうことよ!!」


エイダはヴィンセントと初めて会った時に既に彼の抱えている闇に気付いていたんですね。ただ綺麗なだけのお嬢様じゃないということをしっかりと見せつけてくれました。ボロボロになりながらもここまで言えるエイダは女の鑑。
妹のピンチの前にスタイリッシュに現れるオズ。ナイスタイミングですね。

オズ父の素顔がついに...



こんなに穏やかで寂しい目をした人だったのか...というのはオズの言葉ですが、本当にそう思いますね。エイダへの愛情は本物だったわけですから。ザイもまたジャックに運命を狂わされた悲劇の人物です。

最期まで父親と分かり合うことができなかったオズ。でもしっかりと自分の意志を伝えることができた。今までだったらずっと下を向いたままで何も伝えることができなかったでしょう。そう思うとオズは本当に強くなったんだなーと思えますね。安易な仲直り展開にしなかったところがいかにもダークファンタジーらしくて好きです。



この後のオズの表情がいいなぁ。ずっと堪えてきたけど、今回の父親とのやり取りで重荷のようなものから解放されてようやく泣けた...みたいな。そんな表情。


ブレイクvsオズワルドの続き

あー、そういえばブレイクも禍罪の子でしたね。すっかり忘れていました。それにしてもオズワルドさん強すぎワロエナイ。ブレイクでさえ手も足も出ないってどんだけ。こいつもうチェイン必要ないだろww

ブレイク「私に彼を殺すことはできません」

いかにシェリル様の命令と言えどオズを殺すことはできない。ブレイクの心境の変化、オズへの優しさがしっかりと伝わってくるシーンでした。今思えばブレイクも葛藤ばかりの苦しい人生でしたからね。だからこそオズの成長を誰よりも楽しみにしていたのは実はブレイクだったのかもしれません。

リーオ「僕の許可なく

勝手に死ぬな、ヴィンセント!」


オズワルド「お前の存在は私が責任を持ってこの世から消し去ろう」からのヴィンセント「じゃあ仕方ないね」の流れは誰もが
仕方なくねーよ!!とツッコミたくなったはずw
で、ヴィンセントが諦めかけたときにこの師従関係ですよ。熱い展開ですね。
ブレイクも言ってますがヴィンセントは過去にとらわれすぎているんですよね。もう少し自分の存在を肯定してみてもいいと思う。それができないからこそ苦しんでるんだろうけどね。自分のことを大切に思ってくれている人がいるってことに早く気付いて欲しい。

一瞬の隙を見てオズワルドの腕を撥ね飛ばすブレイク!
ヴィンセントはオズワルドを追って過去へ。マスター!とリーオのことを気にかけているのがいいですね。

残されたブレイクは既に満身創痍の状態...最後の力を使ってオズ達を過去へ送ります。ちょっ...この展開って...

「私は━━

死にたくない

まだ ここにいたいです」




明かされたブレイクの本音。
死ぬわけにはいかない、ではなく死にたくない、ですからね...。これが彼の本心だとすれば本当に切ないです。望月先生の心情描写がいつもに増して素晴らしいですね。常に飄々としているかと思いきや実は誰よりも人間味に溢れたとても魅力的なキャクラターでした。

「どうか

どれ程の絶望が待ち受けていたとしても

彼らの物語の最後に残されるものが

あの陽だまりのような

優しい希望でありますように」


オズ達への願いを遺し、ブレイクはシャロンちゃんとレイムさんの前で静かに最期を迎えます。ブレイク、ここまで本当にお疲れ様でした。
ここで今巻は終了です。





さぁラストダンジョンだ!!という直前でメインアタッカー、ザークシーズ・ブレイクがまさかの退場。
自分は何だかんだ言ってブレイクは最後まで生き残るだろう、と思っていたのでここに来ての退場はかなり衝撃的でした。確かにここ最近でブレイク関連のフラグが着実に回収されているのには気付いていたけれどもまさか本当に死んでしまうとは...。残されたシャロンちゃんとレイムさんは一体どうすればいいんでしょうか!?特にシャロンちゃん!心の支えである人物を失ってしまったわけですからね...次巻で改めてシャロンちゃんの強さが問われるような気がします。

オズ達はオズワルドとヴィンセントを追って過去に行くことになるのでしょう。恐らくシャロンちゃんとレイムさんも。さりげなくエイダちゃんがラストダンジョンパーティーに同行していたのが気になりましたが、ヴィンセント関連で必要なのかな。そろそろ黒魔術設定を生かしてきて欲しいところなにはともあれ、次巻の展開も非常に楽しみですね。

と、本当ならここで終わりにしたいところですが最後に望月先生が爆弾を投下...


次巻、最終巻


あーそっかーパンドラももう終わるのかーへー残念だなーあはははははー

...っておいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

次で終わりなのかよ!!正直もう2、3巻ぐらいは続くと思ってたよ!!ラストの表紙はアリス??それとも全員集合イラスト!?結局最後はどうなるんだよおおおおおおおお!!



...はい、泣いても笑っても次が最終巻です。望月先生曰く、更に分厚くなるとか何とか...
残る謎は
・ブレイクの質問に対するオズの返答
・ジャックとの取引の内容
・バルマ公の安否
・ノイズ関連
・レイシーの最期の言葉
あたりかなぁ...。他にも色々とあるだろうけど。登場人物それぞれが幸せだと感じられるような希望の残るラストを楽しみにしています。それでは。

  • PandoraHearts 21巻 感想

東京レイヴンズの感想を書かずにパンドラハーツ第21巻の感想いきます!
当然ながらネタバレ要注意です

PandoraHearts (21) (Gファンタジーコミックス)
PandoraHearts(21)(Gファンタジーコミックス) スクウェア・エニックス
(2013/11/27)
望月淳

表紙はツヴァイさん。脇が目印ではないらしいです内容的に彼女にスポットライトが当たるのかと思いきやまさかのアホ毛公爵の独壇場でしたねw精神的に不安定だったキャラ達もそれぞれの個性を取り戻し始めました。少しずつですが着実に終幕に近づいていることが伺えますね。
では1話ずつ振り返っていきましょう。

Retrace : LXXXⅢ ー 鍵 ー

オスカー叔父さんはやっぱり...
分かってはいましたがやはり亡くなっていたんですね。。。見せ場を作った人から退場していく法則。後ページでエイダが言っていたように叔父さんの最期が笑顔だったのが救いですね。
オズ一行は有能秘書レイムさんに助けられていたようです。もうレイムさんが父親ということでいいんじゃないかと思ったり。そしてオズついに指名手配とか人生ハードすぎるだろ。

Retrace : LXXXⅣ ー 赤髪の道化 ー

バルマ公の目的は...?
唐突な「結婚しよう、シェリル!」に思わず笑ってしまったのは自分だけじゃないと信じたい。バルマ公意外と大胆。
母親の形見の耳飾りをバルマとレインズワースの“友情の証”にしていたりとなんだかんだで仲の良かった2人。
この2人の若かりし頃のエピソードはもっと見てみたいですね。シェリルお婆様に一掃されてそうw

Retrace : LXXXⅤ ー 残響 ー

エイダのターン!
かつてここまで複雑な設定が絡んだ親子喧嘩はあっただろうか。オズ父にもそれなりの理由があるのが難しいですね。
真実を知っても兄を大切に思うエイダ、いい妹ですね。精神面での強さが光るキャラクターだと思います。パンドラハーツに弱い女性キャラはいない(断言)。
オズを支える我らがアリスさんも本当に頼もしい限りです。逆に不穏な空気が漂っているのはエコーでしょうか。消滅とまではいかないものの、反響音=記憶が無くなってしまう可能性は十分高そうです。そこはオズかヴィンセントに何とかして貰いたいところ。

Retrace : LXXXⅥ ー 点と点の先 ー

「生き延びるための可能性だ」
なるほど、バルマ公が壊したのはバルマの鍵だったのですね。だからチェインを使うことができなかったと。18巻で既に伏線は張られていたということですか。
「惚れた女との約束がある」とかアホ毛公爵のくせに格好良すぎwwとか思っていた時機がありました全ては愛する女性を助けるために仕組んだ大仰な演出だったとは。バルマ公はシェリルお婆様との約束をずっと守り続けていたんですね。そしてまたさりげなく有能っぷりを発揮するレイムさん。

Retrace : LXXXⅦ ー はじまりの街 ー

アホ毛「シェリルと結婚したい!!!」
ここがアホ毛公爵の作中最大の見せ場だと言ってもいいでしょう。見開き1ページを使ったこの一言に彼の行動理念の全てが詰め込まれています。どれぐらいの破壊力だったかと言うと、ヤンデレヴィンセントの度肝を抜き、あのリーオinオズワルトさんでさえ笑いを隠せなかったほどです。
この後何か格好いいセリフを言っていたような気がしますが、「シェリルと結婚したい」の前では霞んでしまいますね。

アホ毛公爵は今までジャックのようなどこか掴み所のないキャラとして捉えていたのですが、今巻で一気にバカキャラとしての地位を確立させましたね!
そんな彼があれで終わるとは到底思えません。死亡描写がない=生存フラグですからね。最終回直前に読者が忘れている頃に再登場してまたいいところを持っていくんじゃないかなーと期待してみます。

そしてシャロン、ブレイク組の方も盛り上がっていました!アホ毛公爵の策略によりチェインの力を取り戻したブレイクの動きはあんた本当に失明してるのかよ!と言わざるを得ませんw個人的にはオズワルトさんとブレイクの対戦カードが見てみたくなりました。シャロンちゃんもブレイクを激昂させるというヒロインとしての役割をしっかり果たしていたように思います。

さて、次巻でまた物語が大きく動くことになりそうです。グレンさんをはじめ、大方の主要人物はサブリエに集まるみたいですしね。そこで一通りの決着が着くのでしょうか。
過去をなかったことにしたくない、グレンを止めたいと気持ちを新たにしたオズがどう動くのか楽しみですね。全く姿を見せないジャックの動向が気になりますが、それも次巻にお預けかな。
取り敢えずエイダを殴ったと思われるツヴァイは絶許。

おまけではヴィンセントとアホ毛公爵が大暴れ。最近小物化が激しく、ギャグキャラとしての地位を確立させつつあるヴィンセントにはそろそろ汚名返上して貰いたいですねwサブリエで何らかの活躍があってもいいはず。まさかボケ担当だったとは知りませんでした。
バルマ公とシェリルお婆様は元は仲が悪かったようで。いちいちバルマ公の反応が面白いwそしてカルム=ルネットさんから漂う有能臭。

カバー裏は今までの総集編のようなもの。国家治安維持機関パンドラで働いたら過労死しますね、間違いなく。まごころ製菓バスカヴィルさん家は時給的にも悪くない気がしますが、ジャバウォックによる送迎とアヴィスへの社員旅行で死ねますね。
隠れ家カフェパンドラ喫茶が安定かな。

・次巻の表紙予想
ここに来て新キャラはちょっと出しにくいと思うので既存キャラから来るのではないかと。アリスはまだでしょう。
ということで今度こそオズ父が来ると予想。恐らくというか絶対外れますw
...最後に望月先生、英会話教室頑張ってください。

それではー。
  • パンドラハーツ21巻表紙公開

いつの間にかパンドラハーツ21巻の表紙が公開されてましたねー。今回も美しくて格好いいです。もう表紙だけで楽しめる気がします(錯乱)。

PandoraHearts (21) (Gファンタジーコミックス)
PandoraHearts (21) (Gファンタジーコミックス) スクウェア・エニックス
(2013/11/27)
望月淳

説明
与えられたのは、生き延びるための"可能性"。「“幸せ”になってくれ」。追い詰められたオズ達を救うべく、自らを犠牲にした者がいる。その最期の想いが、深遠の彼方に囚われていた、オズの心を呼び覚ます。あたかも与えられた言葉が、全ての鎖を打ち砕く楔であったかのように――――…。

さて、今回のパンドラハーツ。
まず表紙を見て誰?となったのですが、これはツヴァイですよね。多分
バスカヴィル専用マントを着てますし、糸も見えます。ということはツヴァイがメインになるのかな?まだ色々と謎の多い人物ですからね。。。本誌の方は追ってないのでまったく分かりません(-_-;)

オズ一行もサブリエに向かうことになるのでしょうが、それまでの間に何かありそうですね。最近出番がかなり少ないブレイク、シャロンの活躍に期待したいところ。グレンさんに意識を乗っ取られ、ますます豹変してしまったリーオ君の今後も気になりますね。
あと21巻の表紙を勝手にオズ父orシェリルお婆様だと予想していたのですが、全然違ってましたw 次は当てたいなー。
そして望月先生曰くネタが尽きているらしいカバー裏はどうなるのかw!



ちょっと早いですが22巻の情報も。

PandoraHearts (22) 初回限定特装版ドラマCD付き (SEコミックスプレミアム)
(2014/4/26)
望月淳

説明
大好評発売中の小説「PandoraHearts3」一篇(望月淳監修・若宮シノブ著)より派生した、過去と今を繋ぐ1冊の本を巡っての物語。シナリオは望月淳の完全書き下ろし。TVアニメでおなじみの声優陣+新キャスト、音響監督・高寺たかし、音響製作のHALF H・P STUDIO、最強の布陣で贈る、スペシャルなドラマCD。ドラマ本編に加え、キャストトークもたっぷり収録!!

シナリオは望月淳の完全書き下ろし、TVアニメでおなじみの声優陣+新キャスト←ココ重要

4月26日に発売されます。買いましょう。
ちなみにレヴィさんの声優が櫻井孝広さんに決定したそうです。ピッタリですね。必ず買いましょう。


コミックスペシャルカレンダー2014 PandoraHearts
コミックスペシャルカレンダー2014 PandoraHearts

PandoraHearts(20) (Gファンタジーコミックス)
PandoraHearts (20) (Gファンタジーコミックス)
望月淳

Parallel Hearts
Parallel Hearts
Fiction Junction

パンドラハーツOP 『Parallel Hearts』full



それではー。