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・ハイキュー!! 第3期
・響け!ユーフォ二アム 第2期
・フリップフラッパーズ
・ブレイブウィッチーズ
・魔法少女育成計画
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2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:1032ページ
ナイス数:118ナイス

楽園のカンヴァス (新潮文庫)楽園のカンヴァス (新潮文庫)感想
アンリ・ルソーの代表作「夢」を題材にしたミステリー作品。美術に関する知識は全くなかったが、まるで絵画の世界に吸い込まれるかのように、夢中になって読んだ。作中の至るところに登場人物を介した著者の絵画に対する情熱と愛情が溢れていて、読後は温かい感情に包まれた。実際にルソーの絵画を見てみたいな。
読了日:1月8日 著者:原田マハ
陸王陸王感想
著者の作品らしい爽快感のある内容だった。中小企業と大企業の対立を軸に、利益や損得だけでは計れない仕事の在り方が描かれており、登場人物たちのひたむきに仕事に向き合う姿に読んでいて胸が熱くなった。それだけにエピローグが割と淡白だったのが残念だが、続編も作れそうな幕引きだったので期待したい。
読了日:1月8日 著者:池井戸潤

読書メーター




あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1950ページ
ナイス数:126ナイス

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)感想
近未来の徹底した管理社会を描いたディストピア小説。二重思考による人々の思考の統制、過去の改竄、繰り返される悲劇の歴史...。フィクションでありながら、それを全く感じさせないリアリティのある描写と徹底的に作り込まれた世界観に圧倒される。何も知らずに支配されたまま生きることははたして幸せなのかと思うけど、その体制に不満を抱いて反逆しようとした主人公の結末を見ると、何が正しいのか判らなくなってくる。解説と附録「ニュースピークの諸原理」を読んで微かな希望が持てたのが唯一の救い。
読了日:12月30日 著者:ジョージ・オーウェル
メイドインアビス 5 (バンブーコミックス)メイドインアビス 5 (バンブーコミックス)感想
前巻から続いたボンドルド卿との戦いに決着。プルシュカ関連の話は容赦のない展開の連続だったけど、最後にほんの僅か希望の残る形になっていて良かった。次巻から本格的にアビスの真実に迫っていくのかな、楽しみ。そしてまさかのアニメ化おめでとうございます。
読了日:12月28日 著者:つくしあきひと
進撃の巨人(21) (講談社コミックス)進撃の巨人(21) (講談社コミックス)感想
謎解きパートに入り、一気に話が動き出した印象。グリシャの手記という形で語られる世界の真実。そこには正義も悪もなく、ただ人の意志があるだけ。話がだんだん複雑化してきて、何が本当の敵なのかいよいよ分からなくなってきた。この残酷な真実を受けてエレンは、壁の中の人類はどうするのだろう。今後の展開がますます楽しみ。
読了日:12月28日 著者:諫山創
さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 (角川文庫)さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 (角川文庫)感想
長編の間を埋める補完的な短編集。いつものサクラダらしい静謐な雰囲気のある話から、ちょっとコミカルな話まで様々なテイストの話があって面白かった。個人的には春埼視点の話がほんわかできて良かったかな。最近出番のなかった野ノ尾さんも再登場してくれて嬉しかった。本編とは直接関係のない短編『ホワイトパズル』も温かみのある話で良かった。
読了日:12月28日 著者:河野裕
箱男 (新潮文庫)箱男 (新潮文庫)感想
見る者と見られる者の不可思議な関係性を前衛的な手法を用いて描いた作品。一方的に見るのはいいけど見られるのは嫌というのは誰しもが内に潜めている心理だと思う。そこに着目し、読む人によって多種多様の解釈が生まれる作品を書き上げた著者の力量には脱帽する。場面転換と視点の切り替えが目まぐるしく、誰が語り手だったのかすら把握するのが困難な内容だったが、それでも面白い一冊だった。
読了日:12月27日 著者:安部公房
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
待望の古典部シリーズ最新刊。メンバー4人の過去が明らかになり、そして未来が示唆される短編6作。どの話も十分に読み応えがあったけど、中でも表題作である「いまさら翼といわれても」が素晴らしかった。思春期特有の不安定な感情が繊細に描かれていて、えるの背景を思うと動機にも納得できた。人は飛べずに立ち止まる事を知っていつか大人になるもの。この話はまさにえるにとって人生の分岐点であり、大人になるまでの通過点でもあるんだろうなぁ。彼女がどんな答えを出すのか怖いけど楽しみです。
読了日:12月21日 著者:米澤穂信
機械仕掛けの選択 サクラダリセット3 (角川文庫)機械仕掛けの選択 サクラダリセット3 (角川文庫)感想
シリーズ第三弾。ケイと春崎の出会い、そして相麻菫が亡くなった二年前の出来事が描かれる。文章は今まで以上に繊細な言葉で溢れていて、物語も個々の登場人物の背景が見えてきたことでより重みが増した気がする。どこか特別な印象があった相麻も、ケイとなんら変わらない能力に縛られたひとりの少女だったのだとわかって安心した。ラストで大方の役者が出揃い、いよいよ本格的に話が動き出しそうな雰囲気。次巻も楽しみです。
読了日:12月21日 著者:河野裕

読書メーター



2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1608ページ
ナイス数:168ナイス

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)感想
聖夜にピッタリの心温まるミステリ。派手な謎解きなどはないが、ロシアのロマノフ王朝と絡めた事件の真相は意外性があってなかなか面白かった。また、御手洗の優しさが光る一冊でもあり、人情ものとしても楽しめた。他のシリーズも手に取ってみよう。
読了日:11月19日 著者:島田荘司
サブマリンサブマリン感想
チルドレンの続編。罪と償い、単純に割り切れない深さ、作品としてはかなり重いテーマを扱っているはずなのに、そこまで深刻な感じがしなかったのは陣内さんの軽快なキャラのおかげなのかな。答えのない問いに対して精一杯の答えを出すためにもがく少年たちの姿が印象に残りました。また続編があるといいな。
読了日:11月18日 著者:伊坂幸太郎
砂の女 (新潮文庫)砂の女 (新潮文庫)感想
外界から隔離された状況にいる人間の極限の心理を巧緻な筆致で描き出す。作中において終始影を見せる絡みつくような砂の描写は思わず不快感を覚えてしまうほど。最後に主人公はある一つの選択をするが、それが砂の牢獄から逃れることはできても、結局自分自身から逃れることはできないということを意味するものだったのだとしたらなんだか恐ろしくなる。面白かったです。
読了日:11月18日 著者:安部公房
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)感想
地球滅亡を前にした人間たちの姿を描いた八つからなる連作短編集。軽いタッチでありながら、不意に本質を突いてくるスタイルはいかにも伊坂さんらしい。人間は脆い生き物だけど、だからこそ必死になって踠いて生きようとする。その姿こそが美しく、尊いものであるのだと思った。お気に入りは「冬眠のガール」。
読了日:11月4日 著者:伊坂幸太郎
失はれる物語 (角川文庫)失はれる物語 (角川文庫)感想
SF、ファンタジー、ホラー、ミステリーとバラエティに富んだ短編集。どの話も「喪失」をテーマに、切ないながらも温かみのある内容が描かれており、読み終えた瞬間になんとも言えない不思議な感情が込み上げてきた。お気に入りは表題にもなっている「失はれる物語」と「しあわせは子猫のかたち」。
読了日:11月4日 著者:乙一

読書メーター




2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4310ページ
ナイス数:140ナイス

第三の時効 (集英社文庫)第三の時効 (集英社文庫)感想
粒揃いの刑事モノの短編集。どの話も完成度が高いが、中でも表題の「第三の時効」が素晴らしかった。巧妙に隠された事件の真相と、連続するどんでん返しが鮮やかで、心地いい。短編ながらの切れ味も抜群で、非常に読み応えのある一冊だった。
読了日:10月31日 著者:横山秀夫
凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)感想
シリーズ第四弾。紐解かれる階段島の歴史と、堀の切なる願い。様々な真実が明らかとなり、物語としても折り返し地点を迎えた印象がある。七草を中心に、皆が己の心に刃を刺して、歪みながらも自身の理想と向き合おうとする姿が、痛々しくも、美しい。最後の展開はちょっと意外だったけれども、これまでの過程を振り返ってみれば必然だったようにも思える。そして相変わらずタイトル回収が鮮やか。
読了日:10月31日 著者:河野裕
魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2 (角川文庫)魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2 (角川文庫)感想
シリーズ第ニ弾。相変わらず能力の設定や使い方が面白い。話としても各々の思惑が複雑に絡み合う先の読めない展開となっており、静かながらも激しい感情を訴えかけてくるラストは衝撃的。ケイの人生の転機となった二年前の出来事がますます気になったところで、次巻。
読了日:10月31日 著者:河野裕
デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)感想
Wシリーズ第4弾。話としてはあまり進展はなかったものの、非常に示唆に富んだ内容になっていて面白かった。真賀田四季の先見した未来がどんどん現実味を帯びてきているのが怖いな。人間と人工生命体の差が限りなくゼロに近くなり、生と死の定義が曖昧になった世界で、人類は何を以って独自の価値を見出すことができるのか。じっくり追っていきたい。
読了日:10月23日 著者:森博嗣
からかい上手の高木さん 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)からかい上手の高木さん 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
今巻も高木さんが可愛い。もうそれだけで十分に素晴らしい。からかわれる西片くんの反応もいい。話の終着点がどこになるのかはまだ判らないけれども、この甘酸っぱい青春の1ページを最後まで見届けたい。
読了日:10月16日 著者:山本崇一朗
ゴールデンゴールド(1) (モーニング KC)ゴールデンゴールド(1) (モーニング KC)感想
これは面白い。作品全体に不穏な空気が流れているが、とにかくフクノカミの存在が異質で不気味。平和な日常が徐々に侵食されていく感じが堪らないし、話としてもこれからどう転がっていくのか予測できない怖さがある。あと、おばあちゃんの顔が変貌するシーンが狂気に満ちてる。
読了日:10月16日 著者:堀尾省太
コンビニ人間コンビニ人間感想
奇妙に面白かった。一見すると狂った話のようにも思えるが、普通に適合できない人間は異物と看做され社会から排除されるというのは現代社会の在り方そのものを表しているような気がした。いかに周りと上手く波長を合わせ、それでいて自分自身の本質を見失わないように生きることができるのか、この本を読んで考えてみたくなった。
読了日:10月15日 著者:村田沙耶香
([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)感想
軽快なテンポが心地よい作品。書簡体形式ではあるのだが、中身はいつもの森見さんらしいユーモアに溢れた内容になっており、大変面白かった。ギャグテイスト全開なのに、最後はどこか切なさの残るしっとりとした終わり方になっているのも好感触。電子メールやSNSなどでのやり取りが当たり前になった今だからこそ、直筆の文字に想いを乗せて届ける手紙があってもいいんじゃないかと思った。
読了日:10月15日 著者:森見登美彦
小暮写眞館(下) (講談社文庫)小暮写眞館(下) (講談社文庫)感想
爽やかな後味の残る読後感。ずっと目を背けてきた己の過去と向き合い、それを受け入れることで、前へと進んでいく登場人物たちの姿が印象的でした。英一の淡い恋は実らなかったけれど、彼女が自分の存在を肯定して生きることができたのなら、きっとそれで良かったんだと思う。良い作品でした。
読了日:10月9日 著者:宮部みゆき
小暮写眞館(上) (講談社文庫)小暮写眞館(上) (講談社文庫)感想
古びた写真館に持ち込まれる心霊写真に秘められた謎を解き明かすお話。人の想いが写真に表れるというテーマが斬新で面白く、その背景にあるものがどれも温かみに溢れているのがいい。作品全体に流れる緩やかな空気感とカントリーチックな雰囲気も好み。
読了日:10月7日 著者:宮部みゆき
亜人(9) (アフタヌーンKC)亜人(9) (アフタヌーンKC)感想
前巻に引き続き佐藤さんが大暴れ。亜人の能力をフルに生かしたテクニカルな戦い方で魅せてくれる。そして危惧していたとはいえ平沢さんの退場が辛い。プロに徹し続けてきた彼が最期に見せたほんの僅かな綻びには思わずグッときた。
読了日:10月7日 著者:桜井画門
百万畳ラビリンス  上巻 (ヤングキングコミックス)百万畳ラビリンス 上巻 (ヤングキングコミックス)感想
閉鎖空間からの脱出ゲーム漫画。ゲーマーの女子大生2人が独自の機転と発想で困難を乗り越え、解法を導くまでの過程が読んでいて面白い。続きが気になるところで引きになっているので、早く下巻も読みたい。
読了日:10月6日 著者:たかみち
猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)感想
『階段島シリーズ』が好みだったのでこちらの作品も手に取ってみましたが、期待していた以上に面白かったです。思春期の不安定な少年少女たちが異能力を持つがゆえの苦悩や葛藤などの心の機微が著者の持ち味である透明感のある文章で繊細に描写されており、読んでいて切ない気持ちになりました。異能力の使い方も安易なバトル展開にするのではなく上手く話に絡めてあって良かったです。これから物語がどこへ向かうのかもそうですが、目下ケイの過去が気になって仕方ないので続巻も読んでみようと思います。
読了日:10月3日 著者:河野裕
王とサーカス王とサーカス感想
淡々と進む物語の中で二転三転もする終盤の展開には唸らされた。しかしながら、この作品の本質は謎解きにはなく、ジャーナリズムの意義を問う部分にあるのではないか、とも。一見関係性がないように思える表題も最後まで読むと納得。ミステリの枠だけに留まらない、骨太の作品だった。
読了日:10月1日 著者:米澤穂信

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